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2015/04/28 19:41
春天第6弾。今年の日経新春杯、優勝したデウスと同斤の馬。
セックスアローワンスを加味すれば、デウスより2キロ重いハンデだった。
その馬は、フーラブライド。
ゴールドアリュール産駒の牝の6歳、表向きどう考えても人気になろうはずが無い。まして前走の阪神大賞典では馬体も緩かったが、勝ったシップに1秒以上の大差負け。
先ずは、木原師のコメントを。
前走は太目残りを承知で使った。”ここに照準を合わせてやってきた”、との事。
本気で春天、・・・・・・、ちょっと信じられなかったが、同馬に付いて徹底的に調べてみようと思いましたね。
芝体型に出た同馬、半信半疑で芝を使ったが、2戦目で片鱗もみせたが、1戦目同様、3戦目も大差負け、陣営は迷わずダート転向を決めた。
しかしなかなか勝てず、3歳8月、ダート転向後10戦目にして未勝利を脱することができた。それから5戦目に500万をクリアした。4歳になり降級戦での再度の500万、3勝目は目前と思われたが、勝ちあがれず、24戦目にして再度芝へ戻された。
500万ー1000万と連勝し、勢いでG3の愛知杯まで勝ってしまって重賞ホースの仲間入りを果たしてしまった。
年明けて5歳、G2の日経新春杯に挑戦してきた。当然の如くハンデは低く52キロ。
3着と馬券にからんできた。
3月の中山牝馬Sも勝ち、重賞2勝目をゲット。
今年の新春杯、重賞2勝が評価され今度は、前述の如く55キロ。
木原師が大口を叩いた、わけではない事が、十分にわかりましたね。
ゴールドアリュール産で芝馬に出た馬達の血統を調べてみました。必ず共通点があるはずと、仮説を用意してのものでしたが。
フーラブライド、2代母父マルゼンスキー。
タケミカヅチ、母父マルゼンスキー。
トップカミング、2代母父マルゼンスキー。
つまりマルゼンスキーが共通項なのでは・・・・???、と言う結論にいたりました。
それだけではこじつけ?くさい。
ゴールドアリュールの母ニキーヤの父はNureiev、ダート戦に必要なパワーとスタミナを伝えている。
しかしニキーヤの母Reluctant Guestは米芝G1ビィヴァリーヒルズHの勝ち馬。そしてその父HostageはNijinsky産、前述した3頭の母系に共通していたマルゼンスキーは言わずと知れたニジンスキーの代表産駒、このニジンスキーのクロスが一番影響しているのではなかろうか。
そして、もう一押し強調できる点は、フーラがBMSにメジロマックイーンを構えている点。
さらに、総じて芝馬に出たアリュール産は、時計の速い良馬場で好成績を収める傾向があると云う事。
酒井を背に1週前、栗CWで6F80,0〜36,7〜11,9(一杯)で追われ、攻め動くメイケイペガスターを0,4追走して0,4先着。迫力十分の動き、状態面はかなりよさそう。
現在ネットで15番人気あたり、もしこの馬が掲示板の上のほうに来るような事になったら、大大波乱の春天になりそう。
それでは皆さんこれで。
最終追い、調教後馬体重の発表など、展開も考えて予想を考えてみます。