母系バラードから出た天才マイラー、ダノンシャンティとの相違点は何処に？

SS初年度産駒のフジキセキに名牝Glorius Songの仔シャンソネットに付けられたのが、ご存知ダノンシャンティ。
Hailoの3×3（血量25.0%）という配合で誕生した。
吉凶の境目となる配合率、天才か○○か？

阪神芝の1800毎日杯を49秒台で勝って臨んだNHK杯、何と前年ジョーカプチーノがマークした1分32秒4というRレコードを1秒も縮める31秒4という、3歳5月の時点ではちょっと考えられないような時計で勝ってしまった。

以後は皆さんご存知の通り。

母父Machiavellian(ミスプロ系)、祖母父Nureyev(ノーザンダンサー系)、曽祖母父Blushing Groom(レッドゴッド系)、4代母Glorius Songは言わずと知れたHailo牝駒。

Machiavellianの母Coup de FolieがHailoの直仔、父ディープがHailoの孫、ヴィルシーナにはHailoの3×4×5というクロスが生じる。血量は21.88%、○○が誕生するほどの血量ではない。
ND5×4、Natalma(NDの母)5×5も配合されている。

同じ父の同級生、ジェンティルに後塵を浴びて来たが、限定戦なら3歳馬には負けられないだろう。

まだ時間がたっぷりありますからこれからも色々考えて見たいと 思っています。それでは、さようなら。