389件のひとこと日記があります。
2013/11/07 09:02
ラキシスについてもう少しだけ書いてみます。
母のマジックストームはStorm Cat×Fappiano、この配合の繁殖牝馬には何を付けても8割方ダート馬に出ます。
しかし、ディープに付けると芝中距離の切れ味勝負に勝てる馬が出てきます。
動物生理学に明るい方の話を聞いてみると、ディープの体内には相当特殊なDNAが存在するんではないだろうか、という事らしいです。これは正に非凡としか言いようがありませんね。
'10年産母父ストームキャットの代表格は何と言ってもキズナ、次にアユサン、インパラトール(現在足踏み中)、何れも母母父はミスプロ系ではありません。
ディープ以外の種牡馬から生まれた、ストームキャット×ファピィアノの牝馬の産駒は共通して稍脚が短く、回転の速いピッチ走法が特徴です。
ラキシスは馬体をみると、脚がスラットとして、ストライドも大きいです。かと言って大飛びで器用さがない馬ではありません。エンジンがかかったときの脚の回転も速いです。
鳴滝では坂の下りでトップスピードに乗ってしまい、4角で稍外に膨らみましたが、直ぐ修正されスピードを落とす事なく走り切りました。
本番では、川田騎手が右手綱を上手く使ってくれるんではないでしょうか。
わが国のGl戦の中では、京都外回り2200というのはエリ女だけです。2200は他に阪神宝塚がありますが。
1996年に制定された3歳以上の牝馬限定のGl戦です。
過去17回のデーターから他のGl戦にない、際立った特徴があります。
次に書いてみます。それでは。