389件のひとこと日記があります。
2013/11/07 11:07
ヴィルシーナに始まって、10日余り色々書いてきましたが、そろそろ結びを。
17年では長いので、過去10年に絞ってみてみます。
過去10年の優勝馬の父馬。
サンデーサイレンス、代表産駒~ディープインパクト/ダイワメジャー。
エンドスゥーイプ、代表産駒~アドマイヤムーン/ラインクラフト。
アグネスタキオン、代表産駒~ディープスカイ/ダイワスカーレット。
ジャングルポケット、代表産駒~ジャガーメイル/トールポピー。
ブライアンズタイム、代表産駒~ナリタブライアン/ファレノプシス。
日本ダービー、ジャパンカップ、天皇賞・春といった「格の高い2400~3200戦を差し切った馬」が多く、同時にGl級のマイラーも出し、牝馬の活躍馬も多く出しています。
“スタミナ”、“切れ”、“スピード”といった能力を広く産駒に伝えるポテンシャルの高さを持った種牡馬達です。
'10年、'11年と連覇した外国馬スノーフェアリーについて書かねば片手落ちになりますよね。
父Intikhabはドバイデューティーフリー(当時はダート2000m)の2着馬ですが、スノーフェアリー自身が英愛オークスを勝った馬です。やはり2400mの選手権距離とマイル、この双方への適性を発揮した種牡馬なんですね。
★次に際立った特徴があります。母父、若しくは母母父がノーザンダンサー系だったという事です。
今年の有力メンバーをみてみます。
ヴィルシーナ、デニムアンドルビー、母父ミスタープロスペクター系。
メイショウマンボ、アロマティコ、母父ヘイルトゥーリーズン系。
ホェールキャプチャー、ハナズゴール、前者は父ノーザンダンサー系、後者は父短距離馬。
昨年の勝ち馬レインボーダリアが残るのは当然として、
☆マルセリーナ、父ディープインパクト、母父ノーザンダンサー系、母は仏Gl馬。
☆ラキシス、父ディープインパクト、母父ノーザンダンサー系、母は米Gll馬。
馬の個体能力、微妙な当日の馬場状態を勘案すれば、母父ミスプロ系のヴィルとデニムを外す馬券は考えにくいですが、母父ヘイルトゥーリーズン系のマンボ、アロマは若干評価を下げるべきでしょうか?
ホエール、ハナズははずしてみたいと思いますが。
穴の1、ラキシス。
穴の2、マルセリーナ。
穴の3、レインボーダリア。
以上、血統面から見た今年のエリ女の見解でした。
次回は展開面と馬の調子から考えてみたいと思います。
それでは、さようなら。