競馬場近くの大山崎に住んでいる友人にTELしたら、目が覚めたら弱い雨との事。

午後雨脚は、亀岡、丹波方面の山間部が強まる予報、競馬場周辺は午後3時頃までに7mmぐらいの降雨量の予報。

早め栗東入りし、万全の状態に仕上げ切った加藤師の気持ちや如何に？
チューリップ圧勝後、アクシデントの連続で、無冠に終わってしまったハナズ、ここもまた見放されてしまったか？
セタリア症で急逝した父の分までと期待していたファンもガッカリだろう。

逆に1頭浮上してきた馬がいる、1枠1番のオールザットジャズだ。
私は、この馬は「隠れ重巧者」だと思っている。
昨年は、騎手の判断で4角早めの先頭に立ってしまい、持続力で劣る同馬だけに直線でズブズブの5着。
天乗りの外国人騎手だが、腕は一級品、最終追いの映像を何度も見たが、正に人馬一体。
僚馬デニムを子供を扱い、いい雰囲気を醸し出してきた。一発あるかもしれない。

40年ぐらい前になると思うが、書いた著者の名は忘れてしまったが、同厩舎(当時はあっても2頭出し程度、稀に和田厩舎の3頭だしが福島であったが)の複数出しは最内の人気薄を狙え、という記事を思い出してしまった。

秋天に続いての4頭出し、1度ある事は2度ある、いや世間では2度ある事は3度あるといいますが、結果は如何に？

展開を考えて見たいと思います。
藤田のエディンが中目、吉田のセキショウが外目と、何れにしても逃げ馬にとっては余りいい枠とは言えませんが、
藤田と吉田、喧嘩するとは到底思えませんね。1コーナーの入りで隊列は収まるんではないでしょうか。
パンパンの良と違い先行~中段グループの位置どりが微妙になってきますね。
離し逃げやドスローの展開は考えにくいですね。良に近い稍重なら60後半~61前半、重に近い稍重なら61後半ぐらいで行くんではないでしょうか。

問題はヴィルの動き次第ではないでしょうか。3コーナーの坂の頂上まで我慢する様でしたら、中段~後方グループは厳しくなってきますね。
マキャベリアンにヌレイエフの同馬、スピードの持続力はかなりの物があります、捲り切る事は至難ではないでしょうか。

仏や香港・シンガポールでは馬場状態を9段階で発表します。本場英国でさえ7段階表示です。
日本はといえば御存知の通り4段階ですね。
英国を例に取ると、良だけで4段階です。
Hard~Firm~Good to Firm~Good、と言った具合です。
売り上げupにだけとはいいませんが、そのためだけに血道をあげている感じのJRA、券種を増やす事はよろしくない、などと言っているわけではありません。
表向き、ファンあっての競馬などと御託をいう前に、この問題に関してはもっと改善して欲しいものですね。

微妙な馬場状態の今日の芝レース、エリ女直前のレースを見て判断したいと思っています。
それでは、頑張って下さい。