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2013/11/13 00:51
1/21、メイショウマンボをなでぎった“紅梅”から一週後の“白梅”こそが…。
今年の1月14日、3歳牝馬限定の紅梅賞、後に変則3冠のメイショウマンボをなで切ったのがレッドオーヴァル、私が桜で軸に指名した馬です。
この一週後、白梅賞が行われました。このレースで圧巻の逃げを披露したのがコパノリチャードでした。
ラップをみてみますと、
12.6~11.0~11.6~11.9 (47.1)
12.1~11.7~11.3~11.7 (46.8)、1分33.9です。
4F目の昇りも僅か0.3しか違いません、下りでむしろ一気降りをセーブして後続を引きつけ、坂を下りきってから加速しています。直線に入ってからなお一層加速してゴール前は追っていませんでした。5馬身差の圧勝です。
3歳1月の時点でこの様な逃げを打てる馬はそんなにはいません。という事はこの馬は“非凡”という事ではないでしょうか。
稍重で行われた今年のスワンS、ラップを見てみましょう。
12.3~11.3~11.7~11.5 (46.8)
11.2~11.1~11.7 (34.0)、1分20.8です。
この馬、3歳1月の時点でもそうでしたが、坂の昇りで極端にペースが緩みませんね、1400外ですので1600とは若干ペースは違いますが、0.4、0.2差で昇り下りしています。これは名人級ですね。
休み明けの阪神マイル、ポートアイランドS(op)、なんでボロ負けしたんでしょうか。スワンの叩き台だったんでしょうか。私はそんな事はないと思っていますが。
御存知の通り阪神マイルはGlは桜のみです。古馬の混合戦では読売マイラーズCがありましたが、番組変更で2年前から京都になってしまいました。この距離は1800と違い入りが速くなる傾向が有ります。逃げ2車、3車の場合はままにして極端に速くなります。
このレース、どうしても逃げたい馬がコパノの他にもう一頭いました。タイキパーシャルです。
前走京王杯で三浦皇成がハナを切れず惨敗しています。乗り替わった幸にしてみればここは何がなんでも行く、といった気持ちだったんではないでしょうか。
前半のラップを紹介しますね。
12.3~10.7~10.8~11.2、となっています。
阪神マイルですから2F目のラップが速いのは納得できますが、3F目も0.1差の10.8と全く緩んでいませんね。
このペースでは逃げ馬はドボンします。
サラブレッドとはそういうものなんですね。
このレース、コパノが弱くて負けたんではなかったんですね。
問題はマイルCSです。
休み明けのカレンと前走逃げて3着のクラレントが出走して来ます。
カレンは昨年のNHK杯優勝馬です。出てくれば名前でそこそこ人気しますね。
でもこの馬の逃げは甘いです。他の騎手も昨年の秋天みたいにはもう騙されないでしょう。
クラレントも行く馬がいれば控えるはずです。この馬は徹底した逃げ馬では有りませんね。
毎日王冠では他に行く馬がいなかっただけです。ドスローに落としての3着ですから。
712mもある3コーナー迄の入り、コパノが慌てず自分のペースで行けたら、と思うと………、新しいマイルの新生誕生ということになりますが………。
父ダイワメジャーはこのレース連覇していますね。
母父トニービン、祖母父カーリアン、3代母父にブラッシンググルーム、N・Dの4×5のクロスです。
Gl馬としての血統的背景は十分ですね。
また書きます、それでは今日はこれで、さようなら。