やってみなければ分からないのが“ケイバ”、馬四郎の推奨馬はディープ産駒のリアル。

リアルインパクト、この馬輸送に弱いとか、単なる内弁慶の馬ではないと思っています。
今年の前半戦、地元関東での結果は目を覆いたくなる様な成績でした。
同じサラブレッド、名馬として名を残した馬達の中にはリアルみたいな経歴の持ち主は当然いません。

NHK3着後、何故安田を選んだのか、勿論距離適性もあるんでしょうが、北半球の3歳春の馬にとって、4キロの恩典はあっても中々踏み切れないんではないでしょうか。

本場欧州でも、斤量差を活かして3歳馬が活躍しますが、その殆どが秋開催です。

堀師の胸中に去来するのは？、色々あるとは思いますが、同級生のグランプリボスの存在がある事は否定できないでしょう。
朝日杯、NHK杯、同級生だけのマイルGl、この2つを持っていかれたわけですからね。

4キロ差を活かしたとしてもGlホースになった事には間違いありませんが、何としてでももう一つ取りたい西のGl、2度挑みましたが、5着。

天乗りの戸崎で射止めた安田、前走富士でまた戻して来ましたね。
馬はしゃべりませんが、この馬余程戸崎と相性がいいんでしょうかね。

コパノ1番Gで大外不利が逆に有利になりそうですね、右回りの京都、馬は当然右目の視力にウェイトがかかります。
屋根の戸崎も当然の如く左に注意を払う必要は全くありません。浜中は左目、戸崎は右目、この差が僅かながら着差に現れるんではないでしょうか?
18番Gを悲観する必要は全くない、寧ろ歓迎すべき事だろうと勝手に思っていますが………。

今回、チークPを外して挑むとの事。

視界良好にして、人馬ともに挑んで欲しい。切に願っています。

リアルインパクト、“馬生”を賭けた最後の『大勝負』とみています。
来るのかこないのか、結果は“神”のみがしる、賭けるかけないは“人”次第、頑張って下さい。
それではさようなら。