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2013/12/02 20:09
'011年産牝馬のレベルは相当高そう!
東スポ杯を制したイスラボニータ、この馬を並ぶ間もなく差し切り3馬身の余裕勝ちの新潟2歳Sの覇者、ハープスター。
アトムに新馬戦で負けたミッキーアイルが次走11月5日に内回り京都1600で何と脅威の2歳レコードを叩き出した。1分32秒3、古馬は3歳時にドリームカトラス(デュランダル産駒)がマークした1分33秒0。そしてそのアトムを牝馬のホウライアキコが外回り1600のデイリー杯で投げ飛ばした。これも何とレコードでのもの。年々進化して行く競馬を見させてもらってワクワクして居ます。長生きはするものですね。
新設2年目の重賞アルテミスを勝ったマーブルカテドラル、ダイワメジャー産駒のマイラーです。
阪神JF、この3頭が人気上位でしょうかね。
この3頭について考えてみたいと思います。
1、ハープスター。
父は言わずと知れたディープインパクト、母のヒストリックスターはファルブラヴと名牝ベガとの仔です。
父のディープはご存知の通り440キロ代の馬でした、母のベガも440キロ未満の馬でしたね。
しかし、ハープは470キロ半ばの非常にバランスの取れた好馬体の持ち主です。
父、母のシルエットとは違う馬です、これは母父の影響を受けていますね。
父が日本に来た時、'02年のJC(その年は中山2200でのもの)、540キロ近い馬体をしていました、一見ダート馬のイメージでしたね。まーそれでもアッサリ勝ってしまいましたが。
この馬まだまだ底を見せていませんよ。2戦共にスローの上がりでの勝ち、「板」を見させてもらったら、評価出来ないと言ったような書き込みも有りましたが、私はそうは思っていませんね。
35.3~47.9~60.7の流れ、イスラにしてみれば楽勝の競馬のはずが、4角18番手の位置から前を行く全馬を纏めて抜き去る馬がいるわけですから、運転手にしてみれば“化け物”と思ったはずです…………。
2、ホウライアキコ。
父がヨハネスブルク、2010年に静内に繋養されたヘネシー産駒の種牡馬です。
母父にオジジアン、祖母父にミスプロ、曽祖母父にオネストプレジャーを構えていますから、ダートのスプリンターを出す可能性は十分あると思います。
ホウライはBMSがSSです。SSからの血を上手く引き継いたんではないでしょうか。京都の軽い芝ヘの対応力はSSの血ではないでしょうか。この馬''ブック''の立ち身を見ると、少し立ち気味の足元をしています。これは間違いなく父から受け継いだものでしょうね。距離に限界が有りますね。マイルが限界の馬ではないでしょうか。
父についてもう少し、2~3歳時に愛英仏米で10戦7勝した馬です。2歳時にGlミドルパークS(芝6F)など欧州Glを3勝し、米にも遠征しGlジュヴナイル(日本の朝日杯みたいなもの)〈AW8.5F〉を無傷の7連勝で制覇し、欧米で最優秀2歳牡馬賞を同時受賞した馬です。ところが3歳時3戦して勝てずという典型的な“早熟の名馬”でした。
ホウライアキコがもしここを勝つようでしたら、間違いなく桜の1番人気になるでしょうね。私に言わせると非常に危険な1番人気馬だと思っていますが…………。
3、マーブルカテドラル。
ダイワメジャー産駒です。
アルテミスGを勝っての参戦ですが、ちょっと離された3番人気でしょうね。
勝ち切るまではどうかな、と思っています。
阪神の外回り1600、京都と違って乗り難しいコースです。外枠に入った差し馬は不利ですね。
今年の桜、桃色枠に入って惨敗したマンボを樫で私は本命に指名しました。
様々な観点から考えてみたいと思っています。
それでは今日はこれで失礼します。