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2013/12/09 21:32
父ハーツは5代までにクロスなし、息子のバリアシオン、NDの5×3×5。
母はスーパーバレリーナ、Storm Birdの牝駒です。祖母のCount On kathyの父がNothern Dancerの直仔ですので、同馬にはNDの5×3×5、18.75%の血量が配合されました。父がSS系ですので、Almahmoudの5×5も生じています。
先ず、父と違うのはこの点です。母をもっと詳しくみて見たいと思います。
母の父、ストームバードはNDの血を後世に残した名種牡馬です。サマースコール、バランシーンなどのGl馬を輩出しましたが、特筆すべきはやはりストームキャットではないでしょうか。ディープのBMSとして目を見張る結果を残していますね。
母の産駒を見てみたいと思います。
'99年、シングルプレイヤー、牡、父アフリート、2勝。
'00年、ボールドタイトリー、牝、父トニービン、地方2勝。
'03年、スペクタクルダンス、牡、父ラウンドスペクター、地方1勝。
'04年、ムービングウェル、牝、父ザフォリァ、地方2勝。
'06年、レインボーマリン、牝、父サクラバクシンオー、1勝。
'07年、プルミエダンスール、牡、キングカメハメハ、地方2勝。
そして、8年産がウインバリアシオンです。
'11年、ダンスールクレール、牡、父ブラックタイド、中央現役。
'12年、スーパーバレリーナの2012、父ハーツクライ。
何故母の産駒を列挙したかはわかりますよね。
生産者の‘思考’と‘錯誤’が手に取る様にわかりますよね。
様々な種をかけていますよね。
そして辿り着いたのが『ハーツクライ』だったわけですね。
'12年産も楽しみですね。
では今日の本題、もう一つ違いは有るのかどうかですよね。
戦歴を見てみましょう。
2歳、12月のラジオNK杯、3人4着、512キロ、+4キロ。
3歳、2月のきさらぎ賞、1人4着、514キロ、+2キロ。
4月、弥生賞、6人7着、506キロ、-8キロ。
クラシックに向かっての前哨戦、TRと全て惨敗し、賞金加算も出来ず皐月出走成らず。
背水の陣で挑んだ青葉、レベルも低かったんですが1着。馬体は500キロ、マエナス6キロと絞り込んでの出走でした。
本番のダービー、更に4キロ絞って496キロでの出走でした。10番人気と低評価を覆し、オルフェの2着と大好走。
父に始めてここで並びましたね。
この馬の違うところはこの後からの事です。
秋初戦、+18キロでの神戸、2着としっかり走り、菊でもオルフェの2着をキープしました。
春先とは違う馬体を披露してくれました。
JCは流石に家賃が高かったんですが、7番人気の5着と掲示板を確保しました。
明けて4歳、2月の京都記念から始動しましたが、更に10キロ増の馬体で、冬場でもあり流石に太かったですね。
2番人気に支持されましたが6着、次走日経賞ではキッチリ絞れて2着と好走しました。
春天の3着は同馬の力を素直に評価できるものだとは思っています。
6月の宝塚4着もギリギリの着順だったのではないでしょうか。
驚いたのは、何と1年5ヶ月の休養を経ての、11月30日の金鯱賞、プラス30キロ、538キロの馬体でした。
当然の如く人気は無く、8番人気でしたね。しかし、掲示板の真ん中、馬券に絡みましたね。立派です。
父は5歳11月のJC惨敗で引退、でも息子は違うんではないでしょうか。
何故長々と書いたかと言いますと、父とは違う成長曲線を描いているんでは?と云う事を言いたかったんです。
それともう一つ、3、4歳馬が圧倒的に強い年末の有馬、5歳馬のバリアシオンが最後の最後で………、オルフェに引導????♪☆(^_^)。
ダイユウサクが死去しましたが、アット驚く“為五郎”、ありそうですね。
また書きます。それでは今日はこれで失礼します。さようなら。