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2013/12/19 07:44

大穴を開けるとすればヴェルデグリーンしかいないんではないでしょうか?

6歳で大穴を開けてしまったダイユウサク。あんな馬はそうそう出るものではない。前走マイルのオープン特別を勝つてきた馬、過去は精々Glllの金杯程度、単勝14番人気は妥当な評価ではなかったんではなかろうか。しかし、脂ののった4歳馬の単勝1.7倍のメジロマックイーンを食ったのは、厳然たる事実。
ダイユウサク、明けて7歳、Gl、Gllと6戦したが、一つも勝てず、平均着順は10着と惨敗続きで引退した。

サラブレッドは走るマシーンではないが、蛍光灯が突然明るくなって寿命が無くなってしまう現象に似ている様な感じですね。
息長く活躍したスピードシンボリグリーングラスなどもいましたが、矢張りダイユウサクは突如としてスイッチが入ったということなんでしょうね。

ヴェルデグリーン】この馬はどんな馬なのか、考えてみたいと思い、昨晩から情報を集めて見ました。
先ず弱点から。
この馬、非常にナイーブなタイプで極端と言えるほど輸送に弱いですね、内弁慶の馬です。
もう一点は、「裂蹄」の症候を生まれつきに持った馬ですね。
この2点を上手く克服できれば、Glホースの器を持った馬だと思います。

持って生まれたポテンシャルを推察してみます。
この馬、新馬勝ちをしていますが、2000のスローをかかる事無く上がり最速で勝ちました。2戦目中山の若竹だったと思いますが、2着と取りこぼしました。仕掛けがワンテンポ遅れてのもので、力負けではありませんでしたね。
その後3.11の大震災、人間もそうですが、体に感じたあの揺れは茨城・美浦にいた馬達も同様に感じたわけですね。
ナイーブな同馬、かなりのダメージがあったみたいです。
当然の如く中山競馬場はしばらく使えず、クラシックの権利取りの為西下しましたが、輸送に弱い同馬、マイナス18キロと馬体を減らしてしまい、若葉Sを惨敗してしまいました。この時点でクラシックを断念し、休養させました。

同期生達が次々と勝ち上がって行く中で、中々500万を突破できませんでしたが、メンバーが下がるにつれやっと勝てました。しかし、降級500万でまた足踏みが続き、昨年11月なんと低メンバーの福島ダートを使いました。
寒くなり始め裂蹄が出てきたんですね。しかし、輸送に弱い馬、また馬体を減らしてしまい、まして初ダート、勝てるはずがありませんでした。

厳寒期に向かう折り、熟慮の末、特殊な蹄鉄を履かせてみよう、という事になり、特注品の“スパイク”を履いてレースに臨む事になりました。結果は皆さんご存知の通り、500万、1000万、1600万と3段飛びでオープン入り、重賞初戦に新潟Glllを選びましたが、輸送云々よりは裂蹄で長いこと苦しんだ馬、重賞を突き抜けるにはまだ力がついてなかったんですね。

陣営の偉いところは、猛暑の今夏、休養に当て、秋のGll、Glを戦える馬体を作るろうという決断をした事だと思います。
以後も皆さんご存知の通り、オールカマーでは“右専用機”の1番人気ダノンを沈めたわけですから。
秋天は大外17番ゲート、トウケイヘイローの驚異的な逃げ、負けても1桁着順は立派な方ではないでしょうか。
ダノンがJCをスキップしたのは左を走っても駄目だからという理由にほかありません。

しかし、同馬はGlの流れを体験させ、暮れの大一番だけに照準を併せています。
Glでもいける感触は完全につかんでいますね。

4日にコース入りさせ、W5F67.6~13.3、ゴール前強めに追うと瞬時に反応しています。
15日、日曜日、W、直線だけでクリールパッションにハナ面を併せていましたね。
18日、W、5F68.8~13.2、強調する様な時計ではありませんが、ゴール前鋭く伸びています。
よほど具合がいいんではないでしょうか。

震災の影響、苦手の輸送競馬、そして裂蹄と、同馬は目一のレースは幾らも戦っていません。
もう5歳になりましたが、まだまだ伸びしろはある、と思います。

ヴェルデが掲示板の上の方にくる様な事があれば、我々貧乏人は夢が叶い、いい正月を迎えられるんですがね。
枠が決定したら、展開を中心にまた最後のコメントを書いてみます。
それでは、今日はこれで失礼します。さようなら。

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