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2013/12/20 13:34
どスローの流れのGlを2勝、ラストランのJCは自ら流れを作ったエイシンの回避。
有馬で走りを見せる事なくターフを去るエイシンフラッシュに先ずはご苦労さん、を言いたいと思います。
その名の通り、正にフラッシュ“閃光”でしたね。
逃げ馬ではない馬が逃げても………、という若干の懸念は有りましたが、6歳11月末だった事を考えるとある程度合点はいきます。なにはともあれご苦労さんでした。
さて有馬の展開ですが、エイシン回避となると俄然注目が集まるのが1番ゲートを引いたダノンではないでしょうか。一つ置いて3番にはカレンミロが、先に行きたい馬が内に入りましたね。カレンミロも金鯱賞で2番手から押し切って後続をシャットアウトしています。せん馬の身ですが力を付けています。
私の推測ですが、今年の有馬、ダノンが行くんではないかと思っています。
まだ5歳、エイシンほどは崩れないとみていますが、鼻出血後僅かにピークが下がってき始めている感じはしています。
有馬も58回を重ねましたが、あまり昔のデーターは私も持っていませんが、ここ20年で逃げ切ったのはダイワスカーレットぐらいですね。中山の2500を逃げ切ったスカーレットの刻んだラップ、参考になりますのでご紹介しておきます。
6.9~11.2~11.9~11.2~11.9~13.0~13.2、テンの100mを除いたラップは、34.3~46.2~59.2~72.4。
12.4~11.5~11.9~12.0~11.7~12.7。上がりは、36.4~48.3~59.8~72.2。
このラップをみると、スタート後のテンの4Fが46.2と速い流れだという事がわかります。これは誰も鈴を付けられなくする為なんですね。5F、6F目を13秒台に落とし、自身もシッカリ脚を貯めて後続の捲りを封じていますね。見事の一言です。
スカーレットは生粋の逃げ馬でした。このレース2、3着に来たのは共に7歳馬で、後ろの方でトコトコ走っていた馬です。4、5歳の主力馬はドリームジャーニーの4着が最高で、他は全て5着以下と敗れ去っています。
ダノンバラードという馬、上がり33秒台どころか、34秒台前半も殆ど有りませんね。要するにヨーイどんの競馬は出来ない馬なんですね。この様なタイプの馬が仮に逃げたとしたら、どの様なラップを刻んでいくだろうか?
今年の有馬を推理する為には、この点を読み切らなければ、勝利出来ないと思います。
ラストランとなるオルフェ、力の陰りはあるとは思いますが、ステゴ産駒、急降下はあり得ないと思います。
赤枠の6番、ラストランの1番人気、中段の後ろのポジション取りは考えにくいですね。
ゼンノロブロイやハーツクライが中段後ろで敗れ去って引退を決意させた様な事は、オルフェに限ってはないんではないでしょうか。仮に負けても先行勢を見ながらの展開であればファンも納得です。
ムーアが橙枠からゴルシをどう運転するのか、中割り調教は何を意味するのか、また、前述ダノンのペース配分、ヴェルデの位置取り、相変わらず後方勝負に徹する感じのバリアシオン、3分3厘からの仕掛けが嵌るのかどうか、などなど、何れにしても、キーはダノンバラードの逃げが握っていますね。
次回、その点を中心に最後のコメントを書いてみます。
それではこれで失礼します。