389件のひとこと日記があります。
2014/01/04 09:16
ディープの次年度産駒としてデビューしたディサイファ、果たして本格化?
たまには結論を先に言ってみたいと思います。
この馬、ここをステップに‘14年度の中距離Glの一つを取れるんではないかと思っています。
その謎は、やはり母のミズナMizna(2002生まれ、米、輸入繁殖牝馬)にありそうですね。
父はDUBAI MILLENIAM、ミスプロ系シーキングザゴールドの直仔、
母はTribulation、ノーザンダンサー系ダンチヒの牝駒です。
祖母のGraceful Touchは、あのグラスワンダーの母Amerifloraの母です。
トリビュレーションもGl馬ですが、アメリフローラーの全妹ワンダーアゲインもダイアナH、ガーデンシティBCHのGlを勝っています。
今回、金杯を除外になったクラウンレガーロのコメントにも書きましたが、この母系の根幹になっているのは、Graceful Touchの母Pi Phi Galではないかと思っています。
Pi Phi GalはRaise a Native×Soaringの配合で誕生した馬です。父はネイティヴダンサーの血を広く世界に伝えているミスタープロスペクターの父です。
母Soaringの父系は、Swaps~Kahled~Hyperionと続くGrainsbourough系の本流です。
芝適性が高く、距離の融通性も兼ね備えて近代競馬の根幹を支えています。
ミズナの5代血統には、Nothern Dancerの5×4、Raise aNaitiveの5×5と云うクロスがあります。
ディープとの配合でNDの配合率がアップしましたね。
前走の福島記念、勝ったダイワファルコンは5歳時に続く連覇でしたね。
33.7~45.4~57.5のネコが引っ張る急流、その流れを前で受け切り押し切りましたね。
なんとレコードでした。精も根も尽き切ったんではないでしょうか。次走の予定はまだついてないようですね。
6歳にしてレコードが出る様なレースを目一走ってしまった、ダメージは相当あるんではないでしょうか。
能力の限界まで走り切ってしまったサラブレッドの中には、ある種の“症候群”が見受けられると云う話を聞いた事があります。明けて7歳、復帰してきたらレース振りに注目してみたいです。
福島記念で3着だった馬が有馬で4着にきましたね。だからその馬が強いと言ってるんではありません。
このレースで一番強い競馬をしたのが、ディサイファではなかったでしょうか。
でもこの馬も目一杯走っていますよね。勝ったダイワファルコンの外目をぶん回して、相当消耗したと思いますね。
兄のタイシと違う点はこの前書きましたので割愛します。
中6週とたっぷり間隔を取りました。
仕上がりましたね。最終追い、美浦の坂路で51秒台をマークしました。馬体も更に一回り成長しているみたいです。
この馬、ここで負ける様であれば、先行きは暗いですね。
ここは渾身の仕上げで勝負をしてくると思います。小島太師の真骨頂でしょうかね。
今晩、競馬仲間の“集い”、明日朝にでも予想を。
それでは今日はこれで失礼します。