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2014/02/05 18:15
昨秋、調整ミスで1番人気を裏切ったショウナンマイティーの血統に迫ってみたい。
父は09年種牡馬ランキング1位に輝いたマンハッタンカフェ。マッハッタンはSS2頭目の種牡馬。母サトルチェンジの血を見事に受け継ぎ“菊”を制覇した。有馬でもトップホースのテイエムオペラオー、ナリタトップロード、メイショウドトウらの古馬陣を完封して見せた。4歳春の天皇賞では、同世代No1のダービー馬ジャングルポケットの追撃を首差抑え切り勝利した。秋の凱旋門賞は体調が整わずマリエンバードの13着と敗れたが、Gl3勝の勲章を提げて種牡馬入りした。
マンハッタン自身5代までにクロスを持たないが、ニックス配合となるND系とは抜群の効果を発揮している。大レース向きの底力が確実にアップしていることは紛れもない事実でしょう。
レッドディザイア、ジョーカプチーノが証明していますね。
さて、ショウナンマイティーですが、この馬の母ラグジャリーもND系Storm Catの牝駒です。相性が悪いはずはないですよね。ただマイティーの場合、これだけではなさそうですね。“キー”は祖母のAlleged Devotionにあるんではないかと思っているんです。
Alleged Devotion馬名の通りAllegedの牝駒です。この馬Prince Johnの3×3のクロスを持っています。
Prince John、この馬の父系はPrincequillo~Prince Rose~Rose Prince~Prince Paratine~Persimmon~St.Simonへと脈々と続くセントサイモン系です。
父のAllegedはというと、Hoist the Flag~Tom Rolf~Ribot~Tenerani~Belini~ ~ ~ ~St.Simonに行き着きます。
という事は源流は同じセントサイモン系なのですね。
父マンハッタンカフェの母サトルチェンジの父はLaw Society、その父Hoist the FlagはAllegedの直仔です。
すなわち、マイティーの5代までのクロスは、Allegedの4×3、Prince Johnの5×5の配合がありますね。
この配合で生まれた同馬は、やはり走りましたね。
本当なら、昨年の安田、カナロアを差し切ってGl馬になっていても何ら不思議はなかったはずですが、そう上手く行かないのが現実の世界ですね。
昨夏、記録的な猛暑、秋初戦の毎日王冠、馬ががれていましたね。
立て直しての今季、Glllの東京新聞杯を選んで来ました。
昨年とは違った路線です。
安田でトーセンラーと相まみえるつもりなんでしょうか?
一週前の追い切りでは浜中を背に動きましたね。栗坂4F53.2~12.3(馬なり)です。キビキビとした動きで仕上がっていますね。しかし、この馬がGlllを取りにくるでしょうか?
ダノンシャークが別定で58キロ、マイティーは57キロ、どう考えてもマイティーの方に分がある、と皆んな思いますよね。どうやらここにある種の落とし穴があるんではないでしょうか。
ダノンシャーク、マイルCS以来ですが、完璧に仕上がっていますね。
CWで6F81.6~11.8と一杯に追われ、併走馬に2馬身先着しています。ムチが入ると鋭く反応して、全く久々を感じさせません。どうやらここを取りにきている様な雰囲気がしますね。
クラレント、エキストラエンドあたりも上位人気でしょうが、問題は藤沢和厩舎のコディーノでしょうね。
また書きます。それでは今日はこれで失礼します。さようなら。