170件のひとこと日記があります。
2013/06/03 13:06
【話題】オグリキャップと戦った“現役誘導馬”が大往生 他
■トルコの名種牡馬でカレンブラックヒルの近親のアンアカウンテッドフォー/Unaccounted Forが死ぬ
http://www.tjk.org/EN/YarisSever/News/Page/9678?Tarih=30.05.2013 00:00:00
トルコの重賞成績を調べにいったらみつけた。進行性篩骨血腫(PEH)により5月29日に22歳で死亡。アメリカ産馬で現役時は米G1ホイットニーハンデキャップを勝っている。1996年にアメリカで種牡馬入りし、2002年からトルコで種牡馬生活を送る。2009年と2010年にトルコリーディングサイアー、2011年と2012年は2位、今年も現在1位と、活躍していた矢先の死だった。
アンアカウンテッドフォーの祖母がG1を3勝の名牝ミズペニー/Mrs. Pennyで、ミズペニーのひ孫にカレンブラックヒルがいる。カレンブラックヒルからするとアンアカウンテッドフォーは祖母の甥、つまり従伯父になる。
■ロージー・ナプラヴニクが牝馬アンリミテッドバジェットでベルモントステークス参戦の見込み
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/78580/napravnik-likely-to-ride-unlimited-budget
アンリミテッドバジェット/Unlimited Budgetはストリートセンス/Street Sense産駒で前走のケンタッキーオークスで初めて3着と敗れた馬。母系のスタミナに不安があるので出走させる確率は75%と流動的だが、もし出走するならロージーは同一年にアメリカ三冠のすべてに出走する初の女性騎手になるんだとか。記事には書いてないけど、たぶん女性騎手と牝馬の組み合わせでの三冠出走は史上初なんじゃないかな? ちなみにアンリミテッドバジェットのオーナーは史上初めて同一年に所有馬を3頭出しする可能性があるそうな。
■韓国競馬でデビューから96連敗の国内レコード樹立
http://korearacing.wordpress.com/2013/05/27/charming-girl-enters-record-books-with-96th-consecutive-defeat/
チャーミングガール/Charming Girlという8歳牝馬が、1995年から2000年にかけて記録された95連敗を抜いて達成。最高着順は3着が8回。獲得賞金は1円=0.09ウォン換算で500万円ちょっと。未勝利ではあるけど入着で賞金は稼いでるため、出走しているのは最下級のC6ではなく、中の下レベルのC4。“韓国のハルウララ”ってほどではないけど、競馬ファンにはそれなりに名前は知られてる存在っぽい。
■最高齢誘導馬として笠松で活躍した“パク爺”ハクリュウボーイが30歳で大往生
http://yellow.ap.teacup.com/paku/594.html
タレコミニュースに入れようかとも思ったけど、全国的な知名度がそれほどでもないのでこちらで。netkeibaでは「カネイゼーアの1983」。笠松で通算50戦12勝。4歳時(当時5歳表記)には中央入り前の2歳(当時3歳表記)馬オグリキャップとの対戦経験がある(オグリが6馬身差圧勝、ハクリュウボーイは5着)。現役引退後は笠松競馬場の誘導馬となり、生涯を笠松競馬場で過ごした。高齢になってからは「パク爺」のあだ名で愛された。2年くらい前に病気をしてからは誘導馬の仕事は休みがちになり、約半年前が最後の仕事になったようだ。甥(半妹の産駒)に道営で活躍し、道営三冠牝馬クラキンコの父となったクラキングオーがいる。