クレバースプリントの2014の出資理由

穴人気になるかと思っていたのですが、まったく人気なし。
流石、私が出資する馬ですね！(笑)

この仔を出資するにあっては、本当にツアー参加があって良かった、と思います。
分からない事が多過ぎです。
まず、一般の評価は出資に値しない仔なんでしょうね！
ハーツ産駒で安くて、初心者向けのお馬さん？
シルクのスタッフさんに聞きましたが、出資を止められました。(笑)
(こっちの方が良いとか・・・、親切なスタッフさんでした。)
場長に聞いても、乗り気の説明ではありませんでした。。。
(毎日、高い馬たちを見ている方なので、安価なお馬さんは普通に評価しませんよね。。。)
正直、一般的なご意見を聞けたと思いました。

さて、私がこの仔に出資理由ですが、
まず、カタログを見て、この仔だけが、かなりの違和感を持ちました。
それは、父：ハーツクライは、同じグループ所属の種馬で、生産はグループ外のアイオイファーム？！
わざわざ、グループ外からハーツ産駒を思ってくる？！
DVDが来て見たのですが、歩様も良いので、余計に。

疑問を持ってのツアー参加です。色々と厩務員さんに聞きました。
まず、やって来た経緯、サンデー、キャロット、シルクの募集馬で、牡馬が少なくなる可能性が高いので、当歳時に(細かくは覚えていませんが)セリ、または、牧場との契約で、ノーザンFに来たそうです。
ここでも、可笑しい点！クラブに募集するなら、グループ外の種牡馬産駒の方が募集しやすい。それなのに連れて来た理由は、ノーザンFの専門家が見て、ノーザンFの生産普通以上の仔？！と推察できる。
私自身も歩様を見て、募集馬の半分上位の歩様レベルと見ています。
(ノーザンFに連れてくる人も、プロとしてのプライドがあると思うので走らない仔はスカウトしてこないはず)
配合も面白い！
父：ハーツ×母父：サクラバクシンオー
母父：バクシンオーは、母父ランキングは、上位の種牡馬たちに比べて頭数は少ないにも関わらず、9位。
トニービン×サクラバクシンオーは、個人的にニックスと思っています。
(一般で言う、ニアリークロス？！)
ハーツはトニービンを内包しているので、この配合は能力を跳ね上がる可能性が高い。
血統的に面白いのは、母、祖母、曾祖母と未出走馬。
今時、珍しい、生産者が意図してこの血筋を残したいと思っている。
曾祖母は、ダイナの冠があるので、社台の馬。何かの縁か。
そして、忘れていけないのはノーザンFの育成力！
レイクFの人も言っていたのですが、技術が凄いと。(走らない馬も走らせている)
兄妹がノーザンＦの育成で走らなかったなら、評価を下げても良いが、今回の場合は分からない。なら考えない。
この仔を野球に例えるなら、
無名の高校から巨人にスカウトされて、育成されている感じ。
(今だと、巨人ではなくて、ソフトバンクかも)
厩務員さんも推薦したし、この仔自体の性格が前向きで、なかなか見どころあったので、
走ってくれると信じて、出資です！
この仔が走ってくれたら、出資者冥利に尽きます！