ご紹介

毎年、ご紹介している本ですが、「パーフェクト種牡馬辞典」
2017-2018版が発売されました。
(1カ月ぐらい経ってしまいましたが・・・)
一口馬主をやって行く上で、大まかな血統や血統の流行が分かるのでおススメです。
ただ、注意点として、内容の6〜7割が真実で、4〜3割は間違っていると思っていた方が良い。
例えば、サンプル数が少なければ正しく評価できない。
実際に4年前の本だったと思うが、牝馬のマハッタンは×とあったが、
次の年にクイーンズリング、ルージュバックなどが大活躍して、次の年そのくだりが消えました。
今年の2017-2018版でもハービンジャーの所に「×母がキンカメ×サンデー系」とあるが
早くもモズカッチャンがハービンジャー×キンカメで、フローラS優勝。
サンデーは入っていないですが、多分このくだりも来年には消滅しているかと。。。
これは仕方がないのですが、
血統のトレンドが徐々に変わって来る。
簡単に説明すると、母馬の母父：ディープインパクトは現在の頭数が少ないが、徐々に増えて来ると母父：ディープに相性に合う種牡馬が対等してくるようになり、
統計上に変化が出て来ると思います。

注目は、今年の募集馬に出て来そうな新種牡馬たち。
2018年デビューの新種牡馬
【ジャスタウェイ】
今年の一口募集馬新種牡馬の一番の注目ではないでしょうか。
母父：サクラバクシンオーがかなり良いと思うが、次を上げようとすると難しい。
クロフネかフレンチ辺り良いのかも知れない。
個人的にはレッドゴッド系が入っている母馬が良いと思っています。

【ケープブランコ】
フランケルの父：ガリレオと同じケープブランコ。
ガリレオの後継なので、期待はしています。
母方にサンデー系と相性の良いボールドルーラもあって面白い。
ただ、産駒を見ない事には正直分かりません。

【ダンカーク】
意外に大穴がダンカークかと思っています。
父のアンブライドルズソングはアロゲートの母父に入っている。母父にアンブリドルズソング入っている産駒、スワーヴリチャード(母：ピラミマ)ダノンプラチナ、トーホウジャッカル。サンデー系と相性のいいボールドルーラがあるので、どのような産駒が出て来るか楽しみです。

あとは、日本血脈の
サクラバクシンオーの後継種牡馬：グランプリボス
ノーザンファームの出産馬いないようなので、
シルクの募集は難しいでしょうね。

ジャングルポケットの後継種牡馬：トーセンジョーダン
サンデー系が入っていないので、かなり面白い。
ノーザンファームと、以前にシルク募集馬の母馬近親から調べると
パーフェクトマッチ、フサイチパンドラの近親ホールロッタラヴ、バプティスタ、イサドラ、シルクの募集される確率は高い様に思えます。
配合的には普通にサンデー系とノーザンダンサー系のリファール系あたりが良さそうと思っています。

新種牡馬を取り上げましたが、
個人的には新種牡馬産駒は注意しながら、
結果を出している種牡馬を重視して出資して行きたいと思っています。
本当、2017年の募集馬のラインナップが楽しみです。