1088件のひとこと日記があります。
2014/03/06 07:35
ルパート・アイザックソン『ミラクル・ジャーニー』
ノンフィクション。
映画としても上映されたようです。
DVD、速攻で買っちゃいました。いつ観るかわからないけど。
馬乗りでトラベルライターの英国人(いいなぁ、本場!)著者の息子が、自閉症と診断されたところから話は始まる。
ゴールはモンゴル奥地のシャーマン。
その間を繋ぐのは隣家のクォーターホース、ベッツィ。
この親子は馬との縁が強く、羨ましいほど。
ハリー・ポッター達は自分の守護霊を呼び出したりしますが、この本にも似たような話が出てきます。
アラスカのインディアンにも、家ごとに動物をシンボルとして持ってます。
不思議な一致ではありますが、シャーマニズムの世界では普通のことなのかも。
その非科学的な世界に興味を持たない著者も、ローワンの自閉症を治すために関わらざるを得なくなります。
途中で馬のヒーラーも登場します。
彼いわくヒーリングとは「ただの純粋な愛だ」と言い切ります。
こういう人は居なくはないけど、虚栄心の欠片も持ってないのか表に出て来ないようですね。
けっこう身の回りにいたりしてね。
というか、馬の施設に一人ずつ欲しいね。
風景の描写が素晴らしく、旅行記としても申し分ないくらい。
自閉症と共存する親としての葛藤は控えめです。想像を絶する苦労があったと、思われますがあえて全てを筆先に乗せなかったのでしょう。
最後の方のドイツ人旅行客(精神科医)との会話で、ささやかに爆発はしてますが。
この方も現代社会の犠牲者ですね。
生活に定着した「癒し」という言葉は、このくらいの旅に相応しい。
汗を流すことも、血を見ることもなく得られる「癒し」は、「気休め」と呼ぶものでしょう。
何かを捧げるから、得られるのです。
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メリ〜さんがいいね!と言っています。
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セロリさん
ぷりこ☆さん。
「社会に順応する」って、自分の世界を犠牲にしている部分がありますものね。
両方を活かすのはなかなか難しいです。
この本に出てくるモンゴルのシャーマンですが、子供時代には強かった自閉傾向が、大人になるにつれ変わっていったそうです。
なにかヒントがありそうに思えます。 -
ぷりこ☆さん
娘の関連で
自閉症のこどもと
関わることがある
思うんだけど
障がいって
健常者側が無理やり
ハードル作ってしまって
いるのではないかと…
う□ん
言葉では上手く
伝わらないな
自閉症の子の世界って
素晴らしい世界なんじゃないかなぁ
楽しみな作品ですね! -
セロリさん
コスモスさん。
当てたいですよねー。
予想のことがまだよくわかってないので、人様の日記にすぐ釣られちゃうんですけど(笑) -
コスモスさん
おはようございます☆
私も 競馬の予想 まだ 確定しておりません‥。
今夜が 勝負です(^-^)
決めたいですね♪
お互いに(*^^*) -
セロリさん
めがねパパさん。
トラベルライターだけあって、ウランバートルからの旅の様子は読んでてワクワクします。
親子は綺麗事だけでは済まされない関係ですね。
そうしたかったら馬のように、早めに離乳するしかないのでしょう。 -
めがねパパさん
壮大な草原を想像しました…
親と子の関係。今の私に、そこまで考えられるゆとりと愛情があるんだろうか…
考えさせられます。 -
セロリさん
コスモスさん。
観たらまたアップします〜
たくさん馬が出てくるので楽しみ♪ -
コスモスさん
私も 観たいです♪
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コスモスさんがいいね!と言っています。