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2014/03/10 11:22
クールバニヤンのマルク
引き続き、二鞍目も障害。
可愛さでは先程の葦毛に劣りません。
年末に来たばかりのマルク(クールバニヤン)です。
暇さえあれば「撫でて」と強く強くアピール!可愛いのう♪
休日レッスンの頭数合わせのため、御殿場の試合会場から強行軍で帰ってきてくれたのに、乗るのがよりによって私とは・・・。
そう、競技馬なんです・・・。
競技馬の何が怖いって、身体能力の高さが怖い。
素人には不必要なくらいの高性能バネ。
ハンドルに遊びは無いし、エンジンの回転数もすぐ上がる。
そんな高級車にペーパーが乗れるわきゃない。
でもいいや。
念願の障害競技馬様にやっと(というか、もう?)乗れる日が来ました♪
先生からは「跳びのアクションが大きいからね(剥がれるな、落ちるな)」と注意。
知り合いの会員さんからは「重いらしいよ」と。
ビビりながら乗ったので、気づいたら手綱が短すぎ。何が起こるかわからないから、つい。
マルクは苦しさのあまり、馬群に突っ込みそうになりまして。
「もっと拳を楽にして良いから・・・(--;)」
スミマセン、加減がわからなくて。
確実に、しかもちゃんと跳ぶ馬なので、障害に向かうアプローチは丁寧に。
メレンゲのように、タンポポの綿毛のように、ふわんとした駈歩でリズムよく。
マルクの楽なところで、私も楽に乗る。
回転して障害に向いたとたん、頭を上げ前肢を叩きながら、吸い込まれるように踏み切りへ。
ここまで馬体を収縮している。
踏み切ったら、溜めていたものを解放する。
後ろ脚が地面を蹴り上げる。
頸が伸びる。
背中が伸びる。
あと2センチでも鼻先を伸ばされたら、重心がズレて落ちるところ。
ほんとに腕の長さがギリギリ間に合ってる。
着地したら、次の横木まで5歩。
跨いでも良いものを、この馬は必ずや跳ぶので、伸びた馬体をまとめる作業へ。
口を掴まえる。
頭を上げる。
バランスを整える。
一連の動きをしつつ、リズムは乱さない。
ギリギリ間に合って、踏み切り。
今の私には命がけだわ。
「馬を褒めてやってー(苦笑)」
これは人にとっても褒め言葉であります。
いいの、馬がちゃんと跳べてれば。
ディナスターから教えてもらったことを、久しぶりに余すとこなく使えてスッキリ♪
良い馬は中毒になります。