黒くてちっちゃくて可愛い生き物

それはアデリー。競走馬時代はバトルフィールドという名前でした。叔父さんにタマモクロスがいらっしゃいます。
中舘さんと仲がよかったんだねー。彼との戦績が良いですよ。




土曜は乗馬。
小さいお尻でバンバン跳ぶ馬が選定されました。しかしこの日は馬場レッスン。安全に２級の経路を回ります。
課題は姿勢の矯正と、重心移行の練習。内方姿勢を作るためにも、即座に左右に移せるようにしたい。



実際は右手前駈歩に大苦心。外方の手綱を思いっきり開いて走りました。
↑これは馬場馬術的にはイケてないけど、障害的にはアリな乗り方。

左駈歩発進では脚反抗(これがあるから障害は自信無い)。予測はしていたので、脹ら脛を離して軽い腹鞭で発進。
ちなみにこれも馬場馬術的にはダメ。(本番は鞭を携帯出来ないので)


この馬に乗ると、専門学校時代に教わった『山椒は小粒でピリリと辛い』という言葉を思い出す。
なんかもー、そのものって感じ(^-^;
でも経路をよく知っているし、基本的に優秀?♪



これでアデリーは業務終了だったので、心置きなくお手入れ。
この日、一番苦心するのがここからで。
ワンコ(犬ではない。前肢を保護するゴム製のお椀です)が外れない?( ；∀；)

正確には外せない。やったことなくて。
馬の方がわかっていて、ちゃんと脱ぎやすい位置に足を上げていてくれた。
四苦八苦して、やっとコツを掴めたけど、この間ずーっと中腰の作業。ギックリ来なきゃ良いなぁ・・・。



思えばアデリーとの付き合いも長い。
初めて乗ったのがちょうど４年前。夜の洗い場に一頭だけちんまり佇む姿が第一印象だった。

大人しくてボ?ッとしているように見えて、実は少しずつ自分を出している。
何度も乗っているけど「もう帰ろうよ?」とか、ご飯めがけて走り出しそうになったのも初めてだなぁ。



帰り際に人参を持っていった時も、向かいの馬に食べさせたら「それ、ボクんだ！」と鼻を鳴らして猛抗議。
よくお分かりで。