108件のひとこと日記があります。
2013/06/24 23:26
国宝 姫路城 大天守修理〜屋根目地漆喰
件の屋根目地漆喰です。
一枚目は、最上層大屋根のアップ。
ねぇ、白いでしょう!
この目地漆喰というのは、数少ない珍しい様式だそうです。
乾くのを待ちながら、漆喰を何回もうず高く塗り上げる。
技術もいる上に、贅沢な手法ですよね!
けれど、これだけ塗れば、吹き上げる風雨にも雨漏りしない、台風にも吹き飛ばされない屋根が出来るんでしょうね。
ちなみに姫路城は、屋根目地だけでなく、壁も何層も土と漆喰を塗り上げ、更には軒下の裏側や垂木までも、漆喰で塗り込めるそうです。
二枚目の画像は、館内で放映されている解説映像を写メったものです。
職人さんが、小さなコテで、第三工程の漆喰の中塗りをされている様子です。
ちなみに、この瓦の上には、墨付け、つまり下書きの線がビッチリ引かれています。
職人さんは、この先塗りが厚くなっていくことを計算しながら、はみ出さない様に少しずつ塗り重ねていく様です。
この画像の右上の二本の突起は、避雷針のワイヤーを通す為の金具です。
一枚目の写真の下部を横切る細い曲線が見えますか?
これも避雷針の一部だそうです。
以前見たTVでの、職人さんへのインタビューによると、この大変技術のいる現場に、幾人かの若い職人さんもいらっしゃるそうです。
自分の技術や立場では、まだまだこんな現場に居れるものではないが、この技術を受け継ぐ為に、敢えて参加する様に命じられたので、頑張っている…と言う内容でした。
やぁ、すごいなあと、実物の仕事を見てますます感心しました!
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pipiさん
忍者ハルさん >>
おはようございます♪
いいね!ありがとうございます!
午前中に見学、昼食をとったら、すぐに神戸へ向かう旅程だったので平気でした^ ^
寧ろ、大手前公園の閉まった屋台を恨めしく見ながら旅立つのが残念でした;
σ(;▽;) -
pipiさん
トウモロコシさん >>
おはようございます!
いいね!ありがとうございます♪
本当にそうですね。屋根を見ていると幾何学的な美しさがありますね。
新幹線からでも、素覆いの姫路城の絵は見えるかもしれませんね^ ^
機会があれば、ぜひ( ´ ▽ ` )ノ
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忍者ハルさん
今日は、浴衣まつりの最終日でしたね 渋滞に巻き込まれなく帰宅できました?
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忍者ハルさんがいいね!と言っています。
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トウモロコシさんがいいね!と言っています。
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トウモロコシさん
綺麗な白ですね。何層にも丁寧に、手作業で職人さんが塗りを重ねていく。しかも、避雷針の設置も美しさを損なわないよう丁寧に設計されているようで・・・。芸術品ですね。
たまぁ〜に新幹線で通りすぎるだけで済ませているのがもったいないくらいです。よい情報をありがとうございました。