ﾀﾞｰﾋﾞｰでﾄｰｾﾝｽﾀｰﾀﾞﾑを買い

ﾀﾞｰﾋﾞｰでﾄｰｾﾝｽﾀｰﾀﾞﾑを買いたくなった理由をひとこと日記に書いてからﾏｲﾍﾟｰｼﾞに2500ものｱｸｾｽがあり、たくさんの方にご覧いただいたようで大変嬉しく思っています。
ですが前回書いた通り本命馬はﾄｰｾﾝｽﾀｰﾀﾞﾑではなく更に強い買い要素を持つﾄｩｻﾞﾜｰﾙﾄﾞです。
その理由と買い要素については書くことが多く少し長くなりますが頑張って書いていくので是非最後までご覧ください。

ではまずﾄｩｻﾞﾜｰﾙﾄﾞの買い要素の前に、馬場改修後03年以降過去11年のﾀﾞｰﾋﾞｰを調べるうえで分かった
"ﾀﾞｰﾋﾞｰ馬候補としてｸﾘｱしてほしい3つの条件"を先に紹介していきたいと思います。

1つめは勝ち馬11頭どころか連体馬22頭全てが"重賞勝ち馬"だということです。
これは最低限クリアしたい条件で重賞未勝利馬は3着までしか好走例がなく、
11年のﾃﾞﾎﾞﾈｱが3人気12着、ﾄｰｾﾝﾚｰｳﾞが5人気9着
10年のﾋﾙﾉﾀﾞﾑｰﾙが3人気9着、ﾙｰﾗｰｼｯﾌﾟが4人気5着
06年のﾌｻｲﾁｼﾞｬﾝｸが2人気11着
と皐月賞で好走していた馬や良血馬などが重賞未勝利ながら人気になっていましたが結果は出ていません。
今年でいうなら共同通信杯2着のﾍﾞﾙｷｬﾆｵﾝや青葉賞2着のﾜｰﾙﾄﾞｲﾝﾊﾟｸﾄが重賞未勝利ながら穴人気していますがﾀﾞｰﾋﾞｰ馬候補として狙うべきではないでしょう。

2つめは勝ち馬11頭全てに"重賞で1番人気に支持されなおかつ3着以内に好走した実績"があったことです。これは1番人気としてﾏｰｸや牽制をされながらも重賞で好走できる実力が必要だということなのか、
この実績がなかった馬は11年のｳｲﾝﾊﾞﾘｱｼｵﾝ、08年のｽﾏｲﾙｼﾞｬｯｸ、07年のｱｻｸｻｷﾝｸﾞｽ、04年のﾊｰﾂｸﾗｲの2着が最高でいずれも勝ち馬に1馬身以上差をつけられての完敗となっています。
今年でいえば上位人気のﾜﾝｱﾝﾄﾞｵﾝﾘｰ、ﾚｯﾄﾞﾘｳﾞｪｰﾙ、ﾄｰｾﾝｽﾀｰﾀﾞﾑやその他の馬でこの実績がない馬は勝つのは厳しいかもしれません。

そして3つめが重要。
それは過去11年のﾀﾞｰﾋﾞｰを制したのは全て
"2戦以上ｺﾝﾋﾞを組み2勝以上していた人馬"だということです。
勝てなかった例でいえば
13年 ﾛｺﾞﾀｲﾌﾟ&Cﾃﾞﾑｰﾛｺﾝﾋﾞ2人気5着
→1戦1勝でｽﾌﾟﾘﾝｸﾞS勝ち
12年 ﾌｪﾉｰﾒﾉ&蛯名正義ｺﾝﾋﾞ 5人気2着
→1戦1勝で青葉賞勝ち
11年 ｳｲﾝﾊﾞﾘｱｼｵﾝ&安藤勝己ｺﾝﾋﾞ 10人気2着
→1戦1勝で青葉賞勝ち
10年 ｳﾞｨｸﾄﾜｰﾙﾋﾟｻ&岩田康誠ｺﾝﾋﾞ 1人気3着
→1戦1勝で皐月賞勝ち
などが挙げられます。
よくﾀﾞｰﾋﾞｰはﾃﾝ乗りでは勝てないなどと聞きますが、実は1戦1勝でどれだけ実績があろうともｺﾝﾋﾞの"絆"が浅ければ過去11年のﾀﾞｰﾋﾞｰでは未だ勝てていないのです。
今年でいうとﾚｯﾄﾞﾘｳﾞｪｰﾙ&福永祐一のﾃﾝ乗りｺﾝﾋﾞ、ﾜﾝｱﾝﾄﾞｵﾝﾘｰ&横山典弘の3戦未勝利ｺﾝﾋﾞはやはり勝つまでは厳しいのかもしれません。

この3つがﾀﾞｰﾋﾞｰ馬候補としてｸﾘｱしてほしい条件であり、つまりは過去11年のﾀﾞｰﾋﾞｰ馬は全てこの3つの条件を満たしていたということになります。
そして今年この3つの条件を満たすのはｲｽﾗﾎﾞﾆｰﾀとﾄｩｻﾞﾜｰﾙﾄﾞのみ。
この2頭のどちらかが第81代ﾀﾞｰﾋﾞｰ馬ではないかとみています。


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