ジャパンC

第３５回　ジャパンカップ

過去５年の３着内馬は、
左から、人気、東京G1芝２４００ｍクラシック競走に関わる血統、１４年度厩舎リーディング、１４年度ジョーッキーリーデイング

１４年
１着…４番人気、父ダ２着・母オ１着・母父ダ１着・自ダ２着、３位、外国人
２着…３番人気、父ダ２着、８位、４位、
３着…６番人気、父ダ１着、２位、５位

１３年
１着…１番人気、父ダ１着・自オ１着、１６位、外国人
２着…７番人気、父ダ１着・母父ダ１着・（自オ３着）、３位、３位
３着…１１番人気、父ダ１着、４位、外国人

１２年
１着…３番人気、父ダ１着・自オ１着、１６位、２位
２着…１番人気、自ダ１着、４位、２７位
３着…２番人気、父ダ１着・母オ１着・母母オ１着、３位、外国人

１１年
１着…２番人気、父ダ１着・自オ１着、５位、２位
２着…６番人気、父ダ１着、４位、外国人
３着…１４番人気、父ダ１着、１０位、３２位

１０年
１着…４番人気、父ダ１着・母オ２着・自ダ２着、１２位、８位
２着…１番人気、父ダ１着・自オ１着、５位、外国人
３着…８番人気、父ダ１着・（自ダ３着）、３位、外国人

以上より、
勝ち馬は、父・母・自身の何れかがダービー、オークスで連対しており、かつ複数連対していた。

今回該当馬は、
ミッキークイーン、ラブリーデイ、ワンアンドオンリーの３頭。

かつ、勝ち馬は、自身がダービー・オークスで連対していた。
また、１４年度のリーディングトレーナーで２０位以内であり、
同リーディングジョッキーで１０位以内または外国人ジョッキーであった。

ラブリーデイはダービー７着で、
ワンアンドオンリーは内田騎手（１３位）騎乗なら該当しなくなる。

東京G1芝２４００にふさわしい血筋、厩舎のノウハウ、騎手のスキル、すべてを兼ね備えたミッキークイーンが勝ち馬に相応しいという結論となった。


３着内候補は、
父・母・自身の何れかがダービー・オークスで連対しており、かつ１４年度TOP20位のトレーナーの馬から、
ラブリーデイ、ワンアンドオンリー、ショウナンパンドラ、ジャングルクルーズ、ペルーサ、ラストインパクト。

過去５年３着内の延べ１５人の騎手は、外国人かダービーまたはオークスで勝ったことがあった。
ジャングルクルーズ、ペルーサ、ラストインパクトは外国人に乗り替わらない限り消し。
ラストインパクトは前走２コーナーで埒にぶつかっており、結果は度外視したとして、ムーア騎手が騎乗するようなら一気に馬券圏内に。

また、６番人気以下で３着内した６頭のうち、５頭が母方に４代前までにミスタープロスペクターを持っていた。
今回母方４代前までにミスプロを持つのは、ミッキークイーン、ワンアンドオンリー、ラストインパクト。
ミッキーは本命であり５番人気以内が見込まれるので置いといて、穴をあけるならワンアンドと外国人騎手が乗った時のラスト。
ラストインパクトは母母パシフィカスがダービー馬とダービー２着馬を輩出しており、東京ニ四G1、ムーア騎乗で一発がありそう。

外国馬は、０６年まで遡らないと３着内馬はいないので消したいところだが、
ナイトフラワーの父ディラントーマスは愛ダービー馬であり、また、シールゲン調教師は昨年独リーディング３位であり３着内候補の条件に該当し連下に。
他の外国馬はダービーに縁がなかった。

人気になるであろうゴールドシップは、ダービー・オークスはおろか同コース距離の当該レースでさえ父・母父・自身ともに１度も３着内できてなくばっさりと。