朝日杯FS

昨年から、阪神芝千六に変更。
３着内した３頭の共通点を探ってみた。
１着ダノンプラチナ・・・皐月賞１１着、ダービー未出走、菊花賞未出走、富士ステークス勝ち。非社台系、ディープインパクト産駒、母母母父がネヴァーベンド。
２着アルマワイオリ・・・三冠レース未出走、アーリントン２着、ニュージーランド３着、以降マイル路線。非社台系、マツリダゴッホ産駒、父母母母父がネヴァーベンド。
３着クラリティースカイ・・・皐５着、NHKマイル１着、以降マイル路線。非社台系、クロフネ産駒、母父スペシャルウィーク、父母父母父がネヴァーベンド。

以上から、
・３歳クラシックには直結しないマイラー系
・非社台系でサンデーサイレンスを持つ
・５代前までにネヴァーベンドを持つ
を狙ってみる。
ネヴァーベンドは、それこそアメリカの「フューチュリティーステークス」の覇者で２歳チャンピオン選出馬であり、ナスルーラの直子である。
この競走と関係がありそうだ。

中山開催時代を含む朝日杯FSの過去５年の３着内馬は、
・非社台系牧場生産馬は７頭。社台系牧場生産馬は８頭。あまり気にすることなさそうか？
・サンデーサイレンスを持つ馬は１３頭。
・５代前までにネヴァーベンドを持つ馬が６頭。６代前を含めると８頭。
　他に、５代前までにプリンスリーギフトを持つ馬が５頭。
　プリンスリーギフトはネヴァーベンドと同じナスルーラの直子で早熟で短距離が得意な馬を輩出したとされる。
　５代前までにネヴァーベンドかプリンスリーギフトを持つ馬は１１頭で、６代前までにネヴァーベンドを持つ馬を含めると１３頭／１５頭が該当することになる。
　また、６代前までにネヴァーベンドを持つ８頭のうち６頭が同時にボールドルーラーを５代前までに持っていた。
　ボールドルーラーもナスルーラの直子で２歳チャンピオンに選出されなかったがアメリカの「フューチュリティーステークス」の覇者である。
・１２頭が前走で勝っており、１３頭が連対していた。勝てなかった３頭は何れも前走は重賞競走だった。重賞以外で連対してないようでは苦しいか？ちなみに、勝ち馬はすべて前走で勝利していた。
・母または母母が重賞で連対していた馬が６頭、うちG１馬が３頭。
・阪神千六G1競走において、キングカメハメハ産駒は（３−１−１−７）、勝率25％、連対率33%、複勝率42％。ちなみに、今回出走がないがディープインパクト産駒は（７−４−１−１３）、28％、44％、48％で拮抗している。

以上より、
・今回出走予定の馬は、すべての馬がサンデーサイレンスを持っていた。
・５代前までにネヴァーベンドを持つのは、
キャプテンペリー、スリラーインマニラ、ツーエムレジェンドの３頭で馬券の中心に考えたい。
この中から、
前走（未勝利戦）勝利で４代前にボールドルーラーも持つツーエムレジェンドを１番手に推したい。
キャプテンペリーは５代前にボールドルーラーも持ち有力の１頭。
スリラーインマニラはボールドルーラーが７代前だが、前走500万下ダート戦勝ちであり同列。
５代前までにプリンスリーギフトを持つ馬はいなかった。
他に順番に、
・キンカメ産駒で、６代前にネヴァーベンドとボールドルーラーを持ち、前走重賞勝ちで、母G1馬・母母重賞勝ち馬のエアスピネルは武豊騎手の中央全制覇の期待もかかり印は重めに。
・キンカメ産駒で、６代前にネヴァーベンドを持ち、前走（新馬戦）勝ちで、母G1勝ちのリオンディーズ。
・６代前（と７代前）にネヴァーベンドを持ち、６代前にプリンスリーギフトを持つハレルヤボーイ。
・６代前にネヴァーベンド、５代前にボールドルーラーを持ち、G1３着の母を持つユウチェンジ。
・６代前にプリンスリーギフトを持つウインオスカーまで。
以上。