NHKマイルC

過去５年の３着内馬より、
血統面から、
・ノーザンテーストを持つ馬が６頭、デピュティミニスターを持つ馬が４頭、ストームバードを持つ馬が３頭。
例外３頭ですべてが３着、３頭のうち２頭が２桁人気馬。

馬柱から、
・近３走内にOP以上で勝っていた馬が１０頭。
・近３走内に重賞で連対していた馬が１０頭。
・近３走内に朝日杯FSで１桁着順だった馬が６頭。
例外なし。

過去１０年より、
・１番人気（５−１−０−４）。
・二桁人気が３勝、２着１回、３着５回。
３着内した二桁人気馬９頭のうち、ノーザンテーストかデピュティミニスターかストームバードの何れも持たない馬が７頭。
非社台系牧場生産馬が８頭。

以上より、
血統面と戦績ともにクリアーする３着内候補は、
シャドウアプローチ、ダンツプリウス、ティソーナ、ブレイブスマッシュ、メジャーエンブレム、レインボーライン、ロードクエスト。
この中で、１番人気になる馬を頭から。

穴馬として、
ノーザンテーストかデピュティミニスターかストームバードの何れも持たず、近３走内の戦績に該当し、非社台系の馬を絡める。
該当するのは、
シュウジ、ストーミーシー、トウショウドラフタであるが、
トウショウドラフタは２桁人気にはならなさそう。


仮に、メジャーエンブレムがクイーンカップと同じラップ（1000ｍ通過57.8秒）で逃げることができたと仮定すると、

1000ｍ通過がクイーンカップと同じだった年（良馬場）の１、２、３着馬の３コーナー位置取りは（１６年クイーンカップ＝１、９、８）。
０１年＝（１４、１、２）。０３年＝（２、１０、８）。０４年＝（９、９、３）。１３年＝（６、１２、３）。
３着内馬の３コーナー位置取りは、先行から１０番手以内で多く決着していた。人気に関係なく満遍なく出現していたが８〜１３番人気の馬も５頭出現していた。


つっつかれたり、ルメール騎手がペースを速め57.7秒以下で逃げた場合（良馬場）、
９６年＝（８、１０、５）。９９年＝（１５、７、１１）。００年＝（１２、１０、１７）。０２年＝（１３、１８、１３）。０６年＝（１１、３、９）。０９年＝（２、４、３）。１０年＝（１６、７、５）。１１年（６、１８、９）。
３着内馬の３コーナー位置取りは、中団より後ろが目立つ。また、３着内したうち１８頭が５番人気以内の馬だった。


他の馬が自重したり、ルメール騎手がクイーンカップより遅いペースで逃げられた場合（良馬場）、
９７年＝（６、６、１５）。０５年＝（１１、３、９）。１２年＝（１、５、１１）。１４年＝（１、１３、１３）。１５年＝（５、２、１１）。
１２、１４年は１番人気の逃げ馬がこのパターンで逃げ切っており、それぞれ３コーナー１０番手より後ろの１７、１２番人気と、１５番人気の人気薄を連れてきている。


結論、
1000ｍ57.8秒より速かった場合の買い方として、上位人気馬を中心に。中でも中団より後ろにつけられる馬から。
ロードクエスト⇔トウショウドラフタのワイドを厚めに、２頭軸でメジャーエンブレム、イモータル、ダンツプリウス、アーバンキッドへ。

57.8秒以下だった場合の買い方として、メジャーエンブレム軸で人気上位の前目につけられる馬と二桁人気馬で後方から行く馬を絡める。
相手は、アーバンキッド、イモータル、ダンツプリウス、ストーミーシー、シャドウアプローチ、ブランボヌール、ペルソナリテへ。