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2020/11/28 07:29
ジャパンカップ
2020年ジャパンカップ
◎過去10年より、
1、日本ダービーに連対していた父、または父父を持つ馬が9勝、2着9回、3着9回。
例外はキタサンブラック2回とオルフェーヴル。
2、7歳以上は(0−0−2−37)。3着した2頭は何れもジャングルポケット(父トニービン)産駒。
3、前走アルゼンチン共和国杯に出走していた馬は(0−0−1−17)。ジャパンカップで3着した馬はアルゼンチン共和国杯で勝利していた。
1に該当しないのはウェイトゥパリス、クレッシェンドラヴ、トーラスジェミニ、パフォーマプロミス、ヨシオ。
7歳以上はマカヒキ、(ウェイトゥパリス、パフォーマプロミス、ヨシオ)。
前走アルゼンチン共和国杯4着だったユーキャンスマイル。
◎過去のジャパンカップでのディープインパクト産駒の牝馬が(3−2−0−6)勝率27%、連対率46%、複勝率46%しており、今回カレンブーケドールが該当。
◎過去10年、トニービンを持つ馬が2勝、2着3回、3着6回で、9年連続3着内中。
今回、キセキとミッキースワローが該当。
◎3歳限定G1の東京芝2400のタイムを比べると、
カレンブーケドール2.22.8(良)→同年のJC2着
アーモンドアイ2.23.8(良)→同年のJC優勝
マカヒキ2.24.0(良)→同年のJC未出走
コントレイル2.24.1(良)
デアリングタクト2.24.4(良)
コントレイル世代だが、ダービー2着のサリオスがその後G2毎日王冠を勝利したものの、そのメンバーの3・4歳以上G1・2での全成績が(0−0−1−10)と相手が弱かったと言える。現にサリオスは次走のG1マイルCSで5着に敗れており、コントレイル自身も混合G1で通用するか不安がある。今年のダービー出走馬で、ダービー後コントレイル以外で勝利した馬は2勝クラスでの1勝のみ。現3歳世代の牡馬・セン馬の3歳以上での重賞成績は(3−1−0−18)で、勝ったのは、上記サリオスとハンデ戦のオーソリティとダート戦のカフェファラオのみ。2着したのは後にマイルCSでサリオスより下位15着だったラウダシオン。
デアリングタクト世代だが、オークス出走馬でその後混合戦OP以上での勝ち馬はなく、現3歳世代の牝馬の3歳以上での重賞成績は(0−1−0−11)で、2着になったのはハンデ戦での桜花賞3着馬スマイルカナ。
牡馬・牝馬とも今年の3歳世代はレベルが高くないと思われる。
◎近3年のジャパンカップで比較すると、
17年、タイム2.23.7で、出走メンバーのその後のG1成績(外国馬除く)3勝、2着3回、3着2回で、6着馬までのうち4頭がその後1度以上3着内している。
18年、タイム2.20.6(レコード)で、出走メンバーのその後のG1成績(外国馬除く)は5勝、2着5回、3着6回で、上位5頭すべてが1度以上3着内している。
19年、タイム2.25.9(重)で、出走メンバーのその後のG1成績(外国馬除く)は、延べ11戦して1度も3着内に入った馬はいない。2着のカレンブーケドールはその後G1未出走(2戦し何れもG2で2着)で、底が見えていない。
したがって、レベルは18年<17年<19年で、特に19年はレベルが低いといえる。
◎芝2400の持ちタイム上位は、
1位、2.20.6アーモンドアイ(18年JC)
2位、2.20.9キセキ(18年JC)
3位、2.21.9ミッキースワロー(18年JC)
4位、2.22.8カレンブーケドール(19年オークス)
5位、2.23.8アーモンドアイ(18年オークス)
以下、6位マカヒキ(16年ダービー)、7位コントレイル(20年ダービー)、8位グローリーヴェイズ(19年京都大賞典)、9位デアリングタクト(20年オークス)、10位マカヒキ(17年JC)。
6位のマカヒキは、ダービー以降G1で(0−0−0−9)であり、それ以下の持ちタイムの馬は足りない。
◎なかでも注目したいのは、ミッキースワロー。
レコード決着の18年JCは5着だが、上りはメンバー中最速。同JCの3着馬と4着馬は前年と翌年の優勝馬でともに引退している。
ミッキースワローはそのJC以降(2−2−2−5)だが、良馬場に限れば(1−2−2−0)で、良馬場なら好勝負期待。
以上より、
◎ミッキースワロー
〇アーモンドアイ
▲キセキ
△カレンブーケドール
馬券は、
馬連・ワイド・3連単4頭BOXで。