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2017/07/10 21:24
函館記念
函館競馬場はコーナーがきついコース。
コーナーがきつければきついほど外の馬は、より外に振られる。
過去のレース動画を見れば一目瞭然だが、スピードが最も乗ってる4角では、中、外の馬はかなり外に振られている。
これにより直線に入ったと同時に内に馬2頭分くらいのポケットが出来る。
このポケットが内ラチ沿いをロスなく走っていた馬の進路になる。
過去10年(札幌開催除く)の勝ち馬はほとんどがこのポケットを利用して直線に入っている。
つまり勝ち馬は、
1角から内ラチ沿いを走って、向こう正面も内ラチ沿い、4角も内ラチ沿い。
直線に入ってポケットに進路を取り、残り200mの直線で末脚を爆発して勝ちきっている。
内枠の馬しか勝ててないのはこれが要因。
マイネルミラノ、トウケイヘイローは逃げ切り勝ちなので、もちろん1角曲がって内ラチを走っていた。
ダービーフィズは1角曲がって内ラチ4頭目を追走。
ラブイズブーシェは1角曲がって内ラチ5頭目を追走。
トランスワープは1角曲がって内ラチ4頭目を追走。
キングトップガンは1角曲がって内ラチ3頭目を追走。
トーセンキャプテンは1角曲がって内ラチ4頭目を追走。
エリモハリアーは1角曲がって内ラチ3頭目を追走。
歴代勝ち馬のほとんどが内ラチ沿いを追走することで、ロスなく直線を迎えていた。
しかも、小回りコースなのに、コーナーがきつい為、詰まることはなくヴィクトリーロードが出来る。
函館記念を勝つためにはこの戦略しかないのだ。