306件のひとこと日記があります。
2013/07/23 23:28
調教を読む
グランプリボスの調教の基本は1分30秒台で勝って壊れない馬づくり。頂点を目指す以上当然。
でも実際のレースは中盤が案外緩んで、距離不安のカナロアは楽になり、マイティに展開が向く。
シルポートの衰えを事前に計算できたら、中盤の緩みは予測できたか?
もし予測ができたらどんな手が打てたか。それは調教に現れるだろう。それを見て矢作厩舎はレースの流れをどのようにイメージしているかは想像可能だろう。
調教に意図が見えて、自分のレースイメージに合致して、力量に問題がなければ、これは買いで当然。
調教は数字以上にその意図や狙いを見抜いて、レースの文脈で読むことが大事。
今の時代の調教師の役割をきちんと押さえることも大事。
大規模な馬主の馬については裁量の余地はそれほど大きくない。その大きくない部分をきっちりこなす調教師は勝鞍も増える筈。
特に加速に関してコースごとに異なる特性のツボがある。案外調教師もトンチンカンなのはオセアニアボスの2年連続イン突きを見ても明らか。厩舎の指示だという。
わずかの違いでタイトルに届かなかった馬は本当に多い。そこを埋めることが最大の仕事。そういう仕事を理詰めでしようとしていることが明白な厩舎をピックアップ。
これらを総合的に眺めることはたぶん可能。
しかしながら僕の組み立ての中心にはグランプリボスがいる。
ここから当たり馬券への道筋は・・・。