ロゴタイプ・トウケイヘイロー

ロゴタイプが札幌記念に出るという。
春の激戦を思えば放牧が短いようにも思うが、ブエナビスタも札幌記念から始動している。

注目はＶＳトウケイヘイロー。
皐月賞と鳴尾記念の比較は難しいものの、案外簡単にケリがつく予感がある。

皐月賞は逃げ馬の暴走気味の走りもあってバリバリの前傾。
鳴尾記念は５Ｆ目からワンペースの後傾ロングスパート。
この比較は単純ではない。


時計は皐月賞01:58.0。前4Ｆ45.7　5Ｆ58.0。

これは例年9月の紫苑Ｓで見られる時計に酷似している。
馬場造園課が動いたことは歴然で、紫苑ステークス上位馬のその後を考えると、たぶんロゴタイプは走れない公算が大きいのだ。3歳馬にはあまりにも負担の大きい馬場だった可能性が大。同じく速い時計で皐月賞を制したアンライバルドもその後は結局未勝利。

これが杞憂であることを願うが、トウケイヘイローは飛ぶ鳥落とす勢い。総賞金はすでに2億を超えていて、そのうち1億3000万は今年半年の稼ぎだ。
ポストシルポートがこの馬ならば天皇賞は変わるだろう。
いきなりの天皇賞制覇は距離経験が１０Ｆまででは厳しかろうが、カンパニー、ダークシャドウ等との経験値の比較は有意義。

とまれ、この夏最大の目玉。