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2013/08/03 11:10
切れないラクリマ
マイネルラクリマはやはり切れない。
小倉記念の先行勢を見渡すと
タムロスカイ 逢坂山特別 35.1
ラブリーデイ 野路菊賞 35.3
メイショウサミット 天の川S 35.6
ミキノバンジョー 福島TVO 35.6
メイショウナルト 筑後川特別 36.0
彼らが勝ったレースのテンは速い順に以上。
ラクリマのダッシュは七夕賞33.7 京都金杯33.8。
モノが違う。
七夕賞のタムロスカイは西園氏曰く<ペースが速くてついていけなかった>。中盤はスローだったわけで、ついていけなかったのは序盤のことだ。
このダッシュ力で番手に付けて逃げ馬を操るのがラクリマの最大の武器。
こんな速いのに後ろに付かれた日には、ラクリマがスピードを落とせば逃げ馬はホッとして足を緩める。つまりラクリマの思うがままに走るわけだ。
今回の先行勢はスピード馬場ということもあって、けっこう複人気しているようだが、力量は雲と泥、月とスッポン、問題外の外だ。
これで中盤を牛耳られたらエクスぺディションは一巻の終わりだ。
小倉記念は派手なスピードレースがよく見られるし、予想も立てやすいから、ついついそちらに思考が傾くが、速い中盤を想像するには、他の先行勢が脆弱に過ぎる。セイクリッドセブンが援護に駆けつけてもチト歯が立たない。
ラクリマがスパートをかけるのは4角手前。使える足が長くはないから必ずそうなる。
これは切れない。