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2013/08/22 20:57
新潟2歳S その2
1200からの出走で気になるのはタカミツスズラン。
マイネルラクリマと同じ函館経験馬。
12.3-11.0-11.7-12.0-11.7-12.4
3・4Fでいくらか溜めて5F目でキュッと加速する展開もラクリマと同じ。出がスローで4F目から早めに加速するよりも、短スパンでクイッと加速するレースパターンの方が瞬発力は概ね高い。この短スパンの加速で−0.6の上りは中々優秀。
ただラクリマとの決定的な違いは新潟経験がないこと。ラクリマはダリア賞を挟んでの新潟連投。とはいえダリア賞でも3着と健闘しているように函館で瞬発力を見せている馬は要注目。
マイルからはダウトレスが例年の本番のレースレベルまであと一歩という記録を残している。ザラストロの未勝利よりも時計も速いし、7F目の最高ハロンタイムも10.7と昨年の本番よりも速い。問題は3走目で更なる伸び代を期待できるか否か。本番では33秒台の上りが連対の必須条件だ。
新潟2歳Sは年々高速になっていて昨年は3〜5Fが
11.7-11.8-12.0
と本格マイルに近い流れで推移した。ノウレッジが連対を果たした最大の理由はたぶんここで、前年並に
12.1-12.3-12.4
というような流れでは上位に食い込むのはむつかしかったと思う。
スローとはいえこういう中盤だけに、3年前の1番人気クリーンエコロジーの
13.9-13.7-12.6
というドスロー経験はいかに速い上りを見せていても通用しない。たぶんここにエントリーすること自体が間違い。