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2013/09/17 21:53
とある科学の馬券術 第1回
馬券にニアピン賞は無い。だから馬券の真実を理解することがとても大切。
僕のデータベースに入っている芝のデータは2011年〜先週までで札幌を除き4233件。
この4233件を勝馬の人気で眺める。細かすぎると数字を見るのも嫌になるので、馬券の検討と同様に、ある程度の群れでとらえる。
1番人気 =S これは別格で単独 シぺシャルのS
2〜4番人気=A群
5〜7番人気=B群
8〜10番人気=C群
11〜13番人気=D群
14番人気以下=E群
勝利数の分布=勝率は
S=1284= 30.33%
A=1753= 41.41%
B= 761= 17.98%
C= 289= 6.83%
D= 113= 2.67%
E= 33= 0.78%
2番人気以下は単独ではないから当然と言えば当然だがA群の勝つ確率はSより高く、全レースの7割超で1〜4番人気が勝っている。
カタイ馬券とは連ベースで言えば〈SA〉に他ならない。
重賞競走の平均配当を調べたことがある。
3連単の平均配当は15万円を超えていた。
SA馬券をベースに考えても15万円の配当は期待できない。
ローズSは1人気デニム・9人気シャトー・10人気ウリウリつまりSCCで269,150円。
これくらいの狙いが立っていれば30点でも40点でも仕込んで構わない。でも当たっても1万2万の馬券構成に30点は無しだ。
-------- SA=753--SB=313--SC=150--SD=50--SE=18-----計1284
AS=534---AA=534--AB=424--AC=181--AD=59--AE=21-------1753
BS=163---BA=338--BB=112--BC= 98--BD=38--BE=12--------761
CS= 59---CA=112--CB= 70--CC= 25--CD=14--CE==9--------289
DS= 21---DA=42---DB= 20--DC= 23--DD= 2--DE==5--------113
ES===6---EA=12---EB===6--EC===6--ED==3--EE==0---------33
計--783----1791-----945-----483----166-----65-------4233
この表はSが1着のときAが2着のケースが753という連対(正確には馬単)分布表。
先に見たローズSはSCだから150例のひとつ、総数は4233だから出現確率は3.54%ということ。
僕はシャトーを軸に15番人気セレブリティモデルの連がらみを配当に魅入られてケッコウ買ってしまったが、CE馬券というのは2年半でたった9件 0.21%の出現確率しかないのである。
欲の皮が突っ張らかってしまうと、実に浅はかな行動に走るという見本である。
教訓:フクスイは盆にも正月にも帰らない。