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2013/09/19 23:26
N値 大好評 とある科学の馬券術 各論編
レースの前3Fと終い3Fのハロンタイムを合計したものを便宜上<N値>と呼ぶ。
これ自体はあまり意味のある数値ではないので<ナンチャッテ指数>略してN値。
但し、これを中盤のハロン平均や勝馬の上り時計と併せて検討すると、経験値やレースレベル、加速スタイル等が見えてくる。
たとえば
小倉2000mのN値は最高が69.0 今年のマレーシアC 勝馬 サンシャイン
(あくまで僕のデータ内のはなしだからサンプルは近2年半+α)
ラストインパクトのシンガポールTCはN値70.6 まあ並である。テンが3F36.3 中4Fがアベレージ12.3とにかくゆっくり。そのかわり終いが速く、9F目11.0は小倉2000最速だ。
つまり平坦小倉で終いだけの競馬を4角3番手から抜け出した訳だ。上りは34.1。
同じ1000万条件で昨年の玄海特別はN値69.5 中4FAVRが12.2 勝馬ヴィクトリースターの上りが33.9。
G2を戦ううえでこの経験値をどう見るか?僕は評価C。3歳春ならいざ知らず、秋にはこれでは無理。
クラシックの王道はズバッとダッシュ・サクッと折り合い・ドバッとスパート。
昨年の神戸新聞杯はテンが12.6-10.7の23.3。
2F目10秒台のレース経験(連対)は
エピファネイア :皐月賞 12.0−10.6
エピファネイア :ダービー12.3−10.5
ウィンアルザス :未勝利 12.6−10.6(アルバタックス)
カシノピカチュウ:なずな賞12.4−10.9
ヤマイチパートナー:未勝利12.5−10.8
カシノピカチュウ:ラNIK12.5−10.9
ポジションを取りに行くからにはこれくらいのズバッと経験が欲しいところ。
どうやらA群から1頭消えそうである。