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2013/10/04 21:24
デイリー杯
デイリー杯は本格マイラーまたは高速小回り巧者を生むレース。
G2は伊達ではない。ここを上位で通過すればG1が見えるレースだ。
だからこそ経験浅いメンバーにも、その経験に質を求める。
序盤のスピードが絶対的に不足していたら切り。上りが速くとも中盤が緩すぎては切り。
京都外回りをイメージすれば2Fでスッパリ切れるレースより、持続的に速い脚を使えるレースの方が経験としては上位。
特に阪神マイルはレース上りTOP10をあげれば、8レースが新馬・未勝利戦で、上りの速さは経験値をほとんど反映しない。コレクターアイテム、メイケイぺガスター、マジェスティハーツ、2戦目はいずれも敗れていて、まずはスピードに慣れることが肝心と思われる。
2Fの加速勝負で敗れ4Fの加速戦で圧勝のライザンを狙う。上り4F45.6はTMイナズマの45.9を上回る阪神2歳戦第1位(マイル・1800)。
12.9−11.6−12.4−12.8−12.7−12.1−11.0−11.0−11.5
ペースの谷も比較的浅めで京都マイルへの適応は容易だろう。序盤に今一段のダッシュを求めたいが、そこは矢作厩舎、イケイケ調教はオハコ中のオハコ。
相手は中京7F均等ラップを最速上りで駆け抜けたオトコギマサムネ。
取捨に迷うところだが函館からプライマリーコード。
今年の函館は開催後半の洋芝がハンパ無い重さで、追えど叩けど加速しないというのが特徴。
Pコードの新馬は最終9F目に11.9を計時。この日を境にレース後半に11秒台を踏むラップは出ていない。
このタフ馬場経験が開幕週京都でどう出るかは未知数だが、バンデ、サンダラスの例を見れば軽く扱うのは危険かもしれない。但し鞍上が京都は?の三浦というのが引っ掛かる。
以上3頭にAマーチャン越えを狙うアッ子ちゃんを加えた実質4頭立て。
人気のアトムはやはり中盤がダメ。但し併せの相手がサトノネネというところがミソかも。
サトノネネは京都マイル上り4Fの2歳チャンピオン。4F46.2はレーヴディソールのデイリー杯46.6を上回る堂々1位。この辺が有力厩舎の面目。