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2013/10/10 02:05
♪明日は、どっちだ! 秋華賞 その3
12.2−10.8−11.6−11.8−11.9−12.2−11.9−12.1−11.7−12.0
3F=34.6 5F=58.3 上り3F=35.8 5F59.9 勝馬上り3F=34.9
N=70.4 MAvr=12.0 上り差3F=0.9
アヴェンチュラの秋華賞が速くなったのはなぜか?
言うまでもなくメモリアルイヤーがいたからだ。スプリント戦2勝の快速馬がスイスイ飛ばしちゃったからだ。
ただ、5F58.3というのは秋華賞では標準だ。昨年の62.2が突出して遅いのであって、ダイワスカーレットでさえ59.2、ブラックエンブレム58.6、レッドデザイア58.0、アパパネ58.5。
G1でビンビンに仕上げられてくればこれくらいのテンにはなる。
秋華賞の流れが落ち着くのは6F目からだ。ちょうど3角手前の上り坂が減速のきっかけになって2F〜3F落ち着く流れになりやすい。
前走荒尾のダート1500mを勝って参戦したメモリアルイヤーは上り坂の減速を嫌うようにピッチを上げてしまう。4角を出たところに400のハロン棒があるが、そのすぐ先で失速、全馬に飲み込まれてビリ。したがって、8F目の12.1、ここで後続は脚を使っていて当然11秒前半でスパートしている。
これは確かにローズS組には辛い流れに違いない。
ローズS 13.0−11.6−12.1−12.6−12.4−12.3−11.2−10.9−12.0
3F=36.7 5F=61.7 上り3F=34.1 5F=58.8 勝馬上り3F=33.8
N=70.8 MAvr=12.4 上り差3F=0.3
5F通過が2秒以上速くなって、お約束の溜める区間が無いのである。結句、下り坂から強制的に加速させられてのロングスパートだ。
高速の1800或いは古馬のマイル〜1400といった流れに近い。
この流れで2着にキョウワジャンヌが飛び込んでいるのが示唆的だ。キョウワジャンヌは1200、1400、マイルでそれぞれ1勝、前走ローズSが中距離初挑戦で3着。後の戦績で、マイルチャンピオンシップで大敗、ヴィクトリアマイルで4着していることから見ても、イケイケに高い適性を示すタイプだ。距離適性<加速スタイル、ペースと加速スタイルがマッチすると距離適性はあまり関係ないよ、ということだ。
今年も短距離&ダート経験の快速馬がエントリーしている。よりによって、前走函館の重をものともせずに逃げ勝ってきた猛女だ。これが果たして行くのか、行かないのか、明日はどっちだ!