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2013/10/11 00:21
ステップレース 秋華賞 その4
本番でけっこうな人気に押されそうなスマートレイアーの前走は阪神1800m 夕月特別。
昨年ハワイアンウィンドが快勝したレースだ。
12.6−10.9−11.0−11.3−12.2−12.1−11.4−11.1−12.2
3F=34.5 5F=58.0 N=69.2 MAvr=11.9 上り3F=34.7
Sレイアー上り3F=34.1 走破時計01:44.8
12.7−11.3−11.5−11.8−12.0−12.0−11.5−10.7−12.2
これは昨年の夕月。01:45.7 ハワイアンウィンドの上りは33.7.中心3Fは平均で11.9、これは同じ。今年の方がテンが鋭く、中盤の緩急がいくらか大きい。昨年の方がワンペースに近い。
12.4−10.9−11.2−11.8−11.8−11.4−11.4−11.6−12.2
レコード決着のローズS ブロードストリート。 中盤の流れは圧倒的だが、終いのピークは今年の夕月の方が高い。ただこちらはスパートが4ハロン、これが恐らくキモ!
初めて今年の夕月のラップを見たときは、秋華賞のステップには速すぎるのではないかと懸念を抱いた。前前走がこれまた速い流れで敗れていて、2走続けてのハイラップ、当然その間に施された調教は行ける脚を強く意識していた筈で、ハワイアンウィンドの轍を踏む危険が大きいと思われた。
今改めてレースとラップを見ると、上りの34.1がとても良い。Sレイアーはゴール前ではすでに流していて、けっこう満足そうな印象がある。
本番の流れがアヴェンチュラのようなケースであればステップとして適合性はかなり高い。
同じく4戦3勝馬ティアーモの前走は小倉1800m西海賞。
12.2−11.1−11.9−11.8−11.5−11.9−12.2−12.2−12.3
3F=35.2 5F=58.5 N=71.9 MAvr=11.7 上り3F=36.7
ティアーモ上り3F=36.0 走破時計01:47.3
ヤヤ重馬場で上りのかかる展開だが終始3番手、道中は先行2騎が息切れするのをじーっと待つように追走、持ったまんまで抜け出し1馬身半。相手なりに走りましたという感じで、特に本番を意識させるものは無い、レースレベルはちょっと???も、ティアーモの先行力は魅力だ。
ティアーモが負けたのがオークスだが、今年のオークスは先行勢には厳しい流れで、6F通過が71.4。Dブリランテのダービーが70.8、ジェンティルDのオークスが71.0、すべて1秒以上の差しが決まっていることを考えれば、6着は大出来。
ローズSは前にも触れたように重馬場の失速ラップ。前はゴールに向かってバタバタ止まっていくカタチだから最後方から差した2騎は本当はゴチソウサマ。ただ、こういうレースはそれがベスト。下手に前々で付き合っては本番が心配。わずかのスローダウンでもがいてしまう危険はかなり高まる。でもやはりこの結果は本番には繋がらないだろうな。
最後に今気になっている、一昨年のメモリアルイヤーの大逃げについて。
なぜ単騎で逃げていながらペースを落とさなかったのか?結果は洋芝・小回り育ちのアヴェンチュラに向いて、クラシックスタイルド本線のローズS組に向かない流れになった。アヴェンチュラは角居厩舎。
今年も行ってしまいそうな短距離馬がいて、1番人気は角居厩舎。デニムも出来れば上りがかかった方が良いタイプ。終いをスイスイ行かれては届かない。ウォッカもDスカーレットに届かず3着、角居厩舎。
そもそもメモリアルイヤーもビーナストリックも何故ここへ?気になりますな。