306件のひとこと日記があります。
2013/10/12 23:48
ぺロリ6ハロン 秋華賞 その6
1000m通過が58秒前半、走破時計が01:58.2〜4、勝馬の上りが34.5〜9。
であれば、
後半5Fは1分を切ることになり、6・7F目は25.1〜5。
秋華賞は縦長で推移するから、決まり手が差しであれば、6・7F目に勝ち馬は12秒前半で走ることになる。
京都2000mのトビッキリは
12.7−10.8−12.2−12.0−11.1−11.5−11.5−11.9−11.2−11.9
アドマイヤコスモス 大原S 01:56.8 3F=34.5 5F=58.8 上り3F=35.0
テンは秋華賞の方が速い、G1なればこそ。
1000万のカポーティスターが北野特別で5F=58.1を経験している。
12.3−10.6−11.9−11.8−11.5−12.1−12.3−12.3−12.2−12.7
時計は01:59.7 上り3F=37.2 カポティS上り3F=36.8
年度は違うがともに10月のレース。
ステップレースがハイラップの今回、中盤スローは考えにくい。
勝ち馬に求められるのはAコスモスのような終い6Fの持続的なスピード。1000万ではほとんど加速不可能の終盤でわずかに加速するだけの脚で良いわけで、ブラックエンブレムのケースにもよく似た形だ。
5F58秒台の経験は1800mで
スマートレイアー 夕月特別 58.0
デニム&ルビー ローズS 58.2
ティアーモ 西海賞 58.5
マイルで
ウリウリ 500万 58.5
コレクターアイテム アルテミス 58.9
ローブティサージュ 阪神JF 57.8
2000m以上で58秒台の経験馬はいない。
6Fの上り勝負には実はマイラーが強い。小倉記念の折のエクスペディションの項、中京記念・関屋記念の各項で散々触れたとおりだ。
今回のメンバーと比較してもダイワスカーレットの桜花賞、ウォッカのエルフィンSは69秒台で圧倒的。キョウワジャンヌも6F=70.3のレースを32.8の3F上りで差し切っている、上り差0.8。
ノボリディアーナ 500万 70.3
スマートレイアー 夕月特別 70.3
ウリウリ 500万 70.6
マコトプリジャールが西部スポニチ賞で経験した終い6Fは70.0。テンが3F=37.6だから当たり前のようにも思えるが、これはちょっと注意が必要な数字だ。
13.0−11.9−13.1−12.7−12.2−12.6−12.1−11.8−12.8−12.5
阪神2000m新馬 02:04.7 3F=38.0 5F=62.9 上り3F= 37.1
マコトブリジャールの原体験は一見メチャクチャに見えるが、要するにシンドイのである。もう脚も上がってしまいそうなんだけど、鞍上に追われて終いでなんとか加速しようとしている訳だ。でもちっともスピードは上がらないのである。これを逃げ切ってしまっているのだ。
中心4Fの平均が12.4 終い3Fの平均も12.4。ブラックエンブレムの相似形を原初に経験しているということ。
で、これが小倉の序盤スローに出会うと、終い6F70.0の決め手に化けてしまう。ドスローの昨年の秋華賞の終い6Fが70.5なのである。
今回の目玉中の大目玉。