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2013/10/25 22:24

天皇賞 H・Tについて私が知っている2・3の事柄

天皇賞である。

ヤヤ重のブエナビスタでさえ01:58.2、ハロン平均11.82秒。良馬場であれば57秒台必至のスピードレース。長い長い直線、逃げ切りは極めてむつかしい。

そもそも高速の芝2000mはどこであれ逃げ切りがむつかしいレースだ。1分59秒を切る時計で逃げ切ったのは現役ではたった2頭しかいない。小倉500万のアイファーファルコトウケイヘイロー

トウケイヘイローの最速時計が函館記念で計時されているのが希望の源。洋芝でこれなら府中ではもっと・・・、と期待が膨らむ。

とはいえ、出来るだけ引き付けて直線叩き合い!なんてことはする筈もない。府中の直線なら32秒台で上がれる猛者がゴロゴロいるのだ。出来ればフワッと出たい。で、3角手前でスパート。鳴尾記念でトウケイヘイローが記録した後半6Fの時計は69.9。ヒルノダムールの大阪杯と並ぶ阪神2000のトップ。中距離初挑戦でこの時計は並ではない。

こういう流れでは後方組にチャンスは無い。1秒以上の上り差で勝ち負けは無理なのだ。肉を切らせて骨を断つ、自分も苦しいけど、相手はもっと苦しい大作戦。


H・Tはヘイロー・トウケイではない。ヒットザターゲット

京都大賞典はゴールドシップが負けたことが最大のトピックで、ヒットザターゲットが勝ったことはあくまで大金星、詳細には扱われていない。

これまでヒットザターゲットの好走条件はインベタだと言われてきた。
確かに1番枠で2勝、5番枠で3勝、3番枠で1勝、そして前走が2番枠。

ラチを頼る姿が想像されるが、前走ではインをロスなく追走してはいたが、終いはけっこうなロスを被りながら、アウトに持ち出して、外からゴールドシップを交わしている。

実は未勝利戦が11番枠で勝っている。これは何なんだ?というわけで調べてみると・・・。

今年の函館は前半は速い時計がバンバン出て、函館記念についても<あんまり洋芝を意識しなくていいんじゃね?>というようなことをどこかで書いた。未勝利でも2分を切る時計が出ていたし、巴賞も速かった。案の定トウケイヘイローの時計は58秒台。

函館2000mは毎年函館記念が最速時計。
2011年は02:00.3でキングトップガンが勝っている。他に未勝利から準OPまで15レースが行われたがヒットザターゲットの02:01.2は函館記念に次いで2011年の2番時計なのだ。

福島民報杯は01:58.2で僕の記録内では0.1差で福島2位。新潟・小倉はともにハイスピードコース。
そして京都大賞典、02:22.9は2400mでは参考記録のアルカセットJCに次ぐ2番目の時計。
ジェンティルドンナのJCが02:23.1だ。

これは大興奮のデータだろう。つまり

ヒットザターゲットの好走条件は<コースが許す限りのハイスピード戦であること>ということになりはしないか。

しかも前走で経験した後半6Fはなんと69.1だ!

こんなレースをまくって勝とうとしたゴールドシップは無謀。裏を返せばゴールドシップを嵌めるにはハイラップにすれば良い、ということ。お大名並のスタートでいかにもオラオラのスタイルを改めない限りハイラップには対応できまい。天皇賞回避は必然。

反してヒットザターゲットはスローではからっきしだ。オルフェーヴルが33.0の鬼脚で上がれる大阪杯ではまったくダメなのだ。

というわけでハイスピード必至の天皇賞はヒットザターゲット。まず単。

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