306件のひとこと日記があります。
2013/10/30 01:55
京洛S プレイズエターナルは本物か?
京洛Sはプレイズエターナルが1番人気。たぶん一本カブリ。
セプテンバーS 12.0−10.5−11.0−11.1−11.3−11.5
01:07.4 3F33.5 上り3F33.9 エターナル上り32.8
最後は流して32.8である。2011〜こっちで中山で6番目の時計。
こういう速い上りはヘニーハウンドの鞍馬Sのように2F〜5Fすべて10秒台というような、超高速ラップに触発されて出てくることがある。
距離は違うがオータムハンデのレオアクティブもこのクチだ。
中山で01:07.4のレースは他に6回記録されている。もっと速い5レースと合わせて比較してもセプテンバーの3F33.5は最も遅い。
つまりPエターナルはアドレナリンの爆発で速かったわけではなく、実にクールに、自らの豪脚で速かったわけだ。
こういうタイプ、実はスプリントの差し馬にはほとんどいない。僕が知っているのはRカナロアだけだ。
同厩舎なんだから不思議じゃネーんじゃね?と思われようが、だったら、<なんで1400でまったく勝てないんだ?>ということになっちゃうのである。
スプリントの高・中・低速、あらゆるレンジでズバン!と加速できる脚質はハッキリ言ってしまえば、中距離馬に近いのだ。だからカナロアはマイルG1も勝てちゃうのだ。
カナロアの父がキング亀だからか?
僕は血統はサッパリで、シッタカするとボロが出ちゃうから先に白状しておくと、自分の爺さんの名前も忘れているのに、馬の先祖が分かるわけがないのである。
こういうクールな爆発をみせた前例に、普段は逃げるのにたまたま差しに回って大爆発というケースが、ジョーカプチーノのシルクロードだろう。あっと驚く32.6。返す刀で高松宮杯で1番人気もダッシャーに前をカットされて10着。その後は鳴かず飛ばずで終わってしまった。
京洛Sはメモリアルイヤーとリュンヌの逃げではそれほど速くはならないかもしれない。だとすれば<豪脚再び>の可能性もけっこうあるように思うが、今のところちょっと眉に唾しておいた方が良いような気もする。要するに、良くわからないのである。だからPエターナルは買わない方針。ハマればウハウハ、なんたって一本カブリなのである。