東スポ2歳Ｓ

イスラボニータのいちょうＳは６Ｆ通過が75.2、イスラの上りは34.0。中心３Ｆのアベレージは13.2。

昨年の百日草が６Ｆ＝74.5、レッドレイヴンの上りは33.4、中心３ＦＡＶＲ＝12.6。
ヘルデンテノール・インプロヴァイズが33.7で新馬・未勝利を勝ち上がった数字と比べると今ひとつか？

イスラのＮ値は69.9で超優秀。新潟２歳もＮ＝69.1。つまりイスラの特徴は前後半特化型。課題は当然速くなる中盤。恐らくアベレージで1秒以上速くなるはずだ。

反対にサトノアラジンの新馬戦は中盤が流れた方で12.9−12.3、アラジンの上りが34.2、Ｎ＝70.1。新馬としてはかなり優秀な数字を上げたが、マジックタイムがヤヤ重の未勝利戦で走破時計で0.2速く上りが33.1であったことと比べるとどうか。上積みに期待したいところだが…。

ラングレーの記録はヤヤ重だけに評価がむつかしいが、スピルバーグ級といった評価が妥当かなという感じ。気性がどうも幼い様子で、コティリオンを彷彿させる。こういうタイプは頭では買い難い。

上位人気馬にも多々不安点はある。1800からはケンブリッジベスト・クラリティシチー、マイルからはアルテといったところも終いの爆発力においては遜色のない数字を残している。でありながらあまりにも大きな人気の開きがあるなら狙ってみたくもなる。