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2014/01/26 13:58

芝短距離試論

インフルエンザを患ってドエライ目にあってしまったので久々です。ちょっと油断するとすぐに熱が上がっちゃうのが厄介で、何がいけないって、パソコンのモニタを見るのがいちばんいけない。皆さんもご注意あそばせ。

病床にあってずっと考えていたのがスプリント戦のレースラップについてなのだ。僕くらい熱心な競馬ファンともなると、熱に浮かされても競馬のことは忘れないのである。仕事のことはコレッパカリも頭をよぎらなかったのが不思議である。


プリントであっても僕の考えの中心は数字なわけだけれど、発表になるレースラップと、勝ち馬のラップは実は全然違うことが多いのだ。特にようやく始まった中京はこの傾向が顕著だ。

新装中京の芝1200mは今まで46レース。レースラップはそのうち34件が前3Fの速い失速ラップなのだが、勝ち馬で失速ラップで勝ったのはそのうち3件っきゃないのである。

同じく急坂の中山1200mは115レース中76レースが勝ち馬が失速ラップで勝っているのにである。

こういうド顕著な特徴は狙うのにウッテツケなのである。要は終いにかけてグイグイ行くヤツがいいわけだ。

というわけで昨日中京スポニチ賞カシノランナウェイを狙ったのである。根拠はシゲルアセロラの2着に激走した3走前の京都1200m。

12.5 - 11.0 - 10.7 - 10.8 - 11.2 - 11.9

レースラップは34.2-33.9でアセロラが4角先頭で押し切ったのだが、1頭だけ浮いているのがランナウェイの上がり32.9だ。
ランナウェイのラップは時計が1:08.5だから、35.6-32.9ということになる。つまり<前を急かされずに35秒台の半ばくらいで行ったとき、ランナウェイの末脚は最大級の破壊力を発揮する>と見たわけだ。

で、読みは当たってランナウェイは35.7のマイペースから33.3の終いを繰り出して猛然と追い込んできたのである。レース上がりより実に1.7秒、勝ち馬よりも1.1秒も速いのである。複をドッサリ勝っていた僕は病み上がりにも関わらず力が入ったのである。4着・・・・・。

結果は半馬身届かなかったのだけれど、まぁ納得ではある。

先週のシャイニーガールと同様ランナウェイもジリ脚だ。ただジリ脚はハマるとトンデモナイ数字を叩き出すのが特徴だから狙いを絞ると結構面白いのだ。ただし、陣営がしっかりとその脚質を理解しないとダメ。モーリスの悲劇はたぶんそこにある。


短距離の真髄は<どれだけ速い前半に付き合って、どれだけの足を残せるか>に尽きる。

京都であれば前半を33.5でブッ飛ばしてしまいに33.6の足を残せるレディオブオペラはほとんど無敵かもしれない。なにせ33.7や33.8の前半なら加速ラップで走ってしまえるのだ。問題は坂のある中山・中京でどれだけの脚を残せるかにあることは言うまでもない。

中山の頂点とは33.4-33.8が昨年のカナロアで。さらに33.3-33.4が一昨年のカナロアなのである。

と、いろいろ考えたのだが、今日は芝1200mがないのである。仕方なく中京9R芝1400mを狙う。中京1400mも後傾天国だ。まして今日のメンバーでは速くなりようがない。ブライトチェリーウィンスラッガーはたぶん一貫して流れるレースの方が向いているように見えるし、加速自慢・ジリ脚自慢が何頭かいるようだからこちらをワイドで狙ってみる。

プレイアップバクシンテイオーノーブリー ワイドボックス。

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