306件のひとこと日記があります。
2014/03/09 09:44
もう行っちゃってますな、トゥザワールド
中山は馬場コンディションで時計が全く違うからとても厄介なのに、加えて弥生賞のメンバーはホームグラウンドが皆違う。この比較は面倒だな、とも思うけど記録された時計の圧倒的迫力を見るとこれは勝つだろうよ〜、と簡単にアタマは決めちゃったのだ。
サトノロブロイの福寿草特別は02:00.1でロブロイの上がりが34.4.
これを前7F:後3Fのハロン平均にしてしまうと、12.2:11.5ということになる。レースラップはレースがどのように流れたかを表すのだけど、これは<勝ち馬がどう走ったか>を直接表す数字だ。
前7Fの12.2というのは京都でもけっこう速くて、3歳馬がこれくらのペースで走ると終いが垂れてしまう。35秒台前半の上がりで上々。34.4はかなり優秀でレベルでいうと1000万級。
昨年秋のクラシック・牝馬3冠戦線で1000万を勝つのがどれくらいタイヘンなのかを僕らはずいぶん見たように思う。
逆に11.5という結構な上がりを11.9〜12.0といった前半の流れで繰り出さなければ勝てないのがG1秋華賞だ。ロブロイと同じ12.2ならダイワスカーレットは11.3の上がりを出しちゃうのだ。
で、この見方でトーセンスターダムの京都2歳Sを見ると、12.5:11.2。これはもうとんでもない数字なのだ。エピファネイアの京都2歳が12.8:11.2だ。そもそも11.2がトップクラスなのだけど、それを12.5の前半で出しちゃったというのは僕のデータの2・3歳馬では4頭っきゃいないのである。
アロマティコの矢車賞は3歳5月で、12.2:11.2、ジェンティルDの秋華賞12.5:11.0、Dインパクト若駒S12.5:11.2。
そしてもう1頭がトゥザワールド若駒S12.3:11.2だ。
今年に入って京都2000mは13レース行われたのだけど、その中で一番時計だ。アクションスターが12.3:11.3だから、もう準OPは卒業できちゃうレベルなわけだ。
12.3と11.2、合わせると23.5。なんちゃって指数っぽくなるけれど、これは京都2000でもトップクラス。レースは止めて今すぐ種牡馬になれちゃうようなレベルだ。
こういう時にデータの表をここにサクッと貼り付けらると良いのだけれど、やってみると表の体裁が崩れてデコボコの文字列になってしまいます。良い方法をご存じの方がいたら教えて下さい。
-
玉南競馬部の「総指揮官」さんがいいね!と言っています。