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2014/03/23 22:41

DBによる最強馬の見つけ方 フェイズ01

芝1200mはコースによってテンのスピードが全然違う。したがって上がりも違う。

勝ち馬のスピードがテンで速い順に見てみると

小倉 バーバラ 10.8
新潟 ウエスタンハピネス 10.9
中山 コウヨウアレス  11.0
札幌 テイエムオオタカ 11.0
福島 ダノンエレガント 11.0
函館 パドトロワ 11.0
阪神 ミスターマスタード 11.0
京都 シゲルカガ 11.0
中京 マジンプロスパー 11.3

これらは勝ち馬のテンが速かった記録であって、走破時計は全く関係がない。たとえばシゲルカガは2歳の10月のよりにもよって重馬場でこれをやらかしたものだから、後続も脚をなくしたけれども自身も11.9と後半は大きく失速しているのである。京都で11.0の前半で勝ったのはシゲルたった1頭のみなのだ。
中山でもトップは500万と2歳だし、基本的にレース慣れしてくれば無茶はしなくなるのだ。

でもやはり頂点はスゴイ。

ロードカナロアは中山で11.1の前半で後半を11.1で走ってしまうのだ。もちろん馬場も速い。9月の中山である。速い分閾値近辺では確実に脚に来る。

世界レベルの加速の凄さは低速でも発揮されて、東京マイルでは11.6−11.1、シルクロードでは11.8-10.9と大きく確実に加速する。これが案外むつかしいのだ。

レディオブオペラの京都実績は
500万 11.2-11.2
1000万 11.3-11.2
1600万 11.4-11.2
OP  11.3-11.2
シルクロード 11.4-11.2(2着)

こういうタイプはトップスピーを持続するのが武器だから、前半を抑えても大きく加速できないと思われる。短距離はほとんどがこのタイプだろう。セーブして終いを伸ばせるならもっと長いところを狙えるのだ。

中京1200はテンが速くないのに終いの最速も33.2と中央4場よりも遅い。コースレイアウトも3角が近いし、ホームストレッチには坂もある。セーブの意識が働いてしまう。

たぶん中速域からウンと加速できるものが春の最強スプリンターだろう。DBはこういうのを見つけるのが得意だ。








 

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