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2014/04/11 02:12
阪神牝馬
ペースがものすごく重要なファクターになるレースの代表格が阪神牝馬Sだと思う。
案外軽量の逃げ馬がスタコラ行っちゃうこともあるけど、カレンチャンが勝ったレースでもあるわけで、内実は天と地ほども違うのだ。
昨年はサウンドオブハートが中距離型の走りで12.0-11.2.
一昨年はクイーンズバーンが失速をこらえる逃げで11.6-11.8。
その前がカレンチャンで11.5-11.5、トップスピード持続型だ。
で、今年は確たる逃げ馬がクロフネS?休み開けである。アマポーラ?
どうも速くなりそうもないのである。
だったら中距離型の加速で決まる確率が高い。
京都牝馬は12.0-11.0。これは破格なのだ。N値で言うとこれより高いのはマイルチャンピオンSしかない。上がりならキョウワジャンヌの鹿ケ谷特別だけ、ただし前半は12.3.
今年のマイルチャンピオンシップは行けるんじゃね?と本気で考えているのだ。これまでに何度も書いてきたように、マイルチャンピオンシップに中距離型の加速は必須条件だ。ウリウリの走りはドナウブルーよりも序盤のスピード耐性が高くて極めて魅力的。
もう一頭はウイングザムーン。京都でも阪神でもトップレベルの加速性能を1400mで見せている本職だ。何を隠そう高松宮記念で見てみたかったのがこの馬。中京1200は1200専用機では通用しない。良馬場ならけっこうやれたはずと今でも思っているのだ。
ただし、この馬は今回が転厩初戦なのだ。当日の馬体重に注目したいと思っている。
流れが速くなったらローブティサージュ。失速傾向の1400・マイルなら間違いなく強い。G1馬をなめてはいけないのだ。ただ牝馬限定戦ではなかなかそういう流れにはならないからハガユイ結果が続いてしまうだけだと思う。好走レンジがとっても限定的なのだ。