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2014/05/04 12:29
天皇賞
菊花賞は全馬初距離でのレースだから教科書に則ってレースが進むけれど、春天はそうはいかない。
各馬ハマれば一発のツワモノ揃いだからだ。だから思わぬところでレースが動く。
最強世代と言われたヒルノダムールの天皇賞は先頭がクルクル入れ替わる乱ペースになって、最速上がりを記録したのが先に亡くなったトウカイトリックだったと記憶している。トウカイトリックというのはまさにそうした馬で、距離が長くても速い上がりのレースではサッパリで、36秒近く上りがかかるレースではいくつになっても一流だった。
今年の天皇賞は馬場が話題の中心。とにかく高速。
で、キズナが人気だ。
たぶんダービーが根拠。2400の時計と上がりの相関を見ていくとキズナの33.5はキラキラだ。新春杯のサトノノブレスがほぼ同タイムで上りが34.7であるのと比較してもキズナの余力は明らかだろう。
ウィンバリアシオンは日経賞が鮮やかだったが、確かに今年は速い上がりが出にくい馬場だったからいきおい注目度が上がってしまうが、昨年のフェノーメノの日経賞と比較すると
フェノ 02:32.2 上り34.3 =12.4-11.4
バリア 02:34.4 上り33.9 =12.7-11.3
フェノにすれば〈普通じゃね?〉といったところではないか?
馬場を考慮すれば高い位置で折り合えるフェノに分があるのでは?という見解も多い。
悩ましいのはゴールドシップで、どこで動くのかサッパリわからない、ウィリアムズにしても先の来日はあまり良績をあげられなかったような印象が強い。
というわけであまり煮え切っていないのだけれど勝つのはキズナだと思うけど、そんなことは日本中の競馬ファンが思っているわけだから、馬券は考えなきゃなのである。
京都の高速馬場で内枠を引ければ間違いなくヒットザターゲットを指名するのだけれど、8枠はツライ。であれば同じ2400でほぼ12秒フラットの流れで34.0の上がりを繰り出して近走充実顕著のタニノエポレットで勝負する。
神戸新聞杯は充実の秋に若駒がすごいパフォーマンスを見せるけれど、エピファネイア・ゴールドシップのそれと比較しても遜色がまったくない。てか、阪神2400近3年では一番時計じゃね?問題は斤量だけだ。チバリヨっ!
よって馬券はキズナ-エポ ワイド1点 現在25倍、パナイの〜!