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2014/05/09 22:13
京都新聞杯
3歳馬にとって京都新聞杯は楽なレースではないのだと思う。
最後方から差してきたキズナの上がりが34.5。ダービーが同じく殿から33.5、走破時計をハロン換算するとこのふたつはどちらも12.03秒。ちなみに大阪杯も12.03、キズナのオハコのレンジと言えそうだ。
馬場の違い、ペースと考慮しなければならないファクターはあるが、トーセンホマレボシが勝ち上がってくるレースであることからして、このレースはたぶん3歳馬にはタフだ。
だからこそシャドウダンサー・ガリバルディ・サウンズオブアースという上位人気ということなのだろう。
黄菊賞2着01:46.8、2歳未勝利01:46.8、2歳未勝利2着01:47.5それぞれ1800m以上の持ち時計のトップスリーがこの3頭だ。
昨年はこの時期キズナはすでに1800m01:46.2で毎日杯を制している。ハロン平均は11.80秒。京都新聞杯は勝つべくして勝ったレースと言えそうだ。
それに比べれば今年はズンと地味だろう。人気なんてあってないものと思って検討してOKっと。
トーセンホマレボシの大寒桜賞、ベールドインパクトのすみれS、クレスコグランドのムーニーバレーと、実はウンと時計を要したレースの実績を持つ馬の好走が京都新聞杯では目立つという一面がある。
けっこう時計を要したレースでありながら、しっかり加速して勝ち切ったスズカデヴィアスに期待してみる。すみれSは12.9-11.4、1.5秒強のガチンコ加速で負かした相手が青葉賞2着馬なのである。これは買いでしょう。