競輪
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2014/06/12 01:00
ライトと本格
府中1800ｍ
タムロスカイ 01：45.2 34.9 11.7-11.6 メイＳ
カンパニー 01：45.3 33.0 12.1-11.0 毎日王冠
クラレント 01：45.7 33.5 12.0-11.2 エプソムカップ
５月にしても１０月にしても馬場は速い。カンパニー級ともなると毎日王冠くらいではスタイルを崩すようなことはしない。届かなければそれもヤムナシ。狙いは先なのだ。でも届いてみればやはりサスガで、馬場に合わせた軽やかな走りというより至近距離で大砲をブッ放したような迫力。ド本格といった走り。
対してクラレントは勝ちに行っていつもより積極的なポジショニングで番手。スムーズに加速して大砲ジャスタウェイを鼻だけ凌いだ。これはあくまでライトな走り、ライト＆スムーズ（スケコマシみたいだ）。
このレースで本当はクラレントのポジションにいたかったのがタムロスカイ。この馬も基本はライト。でもちょっと歯を食いしばる感じの走りが持ち味。控えても切れる脚はないのだ。馬場傾向とレースの流れがライトで且つきっちり飛ばしてくれるようなのがいれば今でも渋く伸びる。何せメイＳで最速上がりのマルセリーナが33.3だ。その差1.6秒、これをシャットアウト。こういうレースは府中では滅多にない。タムロスカイの前11.7というのは最速にして唯一（ダービー馬みたいだ）。絶対に中山が向いてると思うけど２回しか走っていない（２着・１着）。
今年の馬場状態で良馬場であればクラレントがジャスタウェイに勝つ可能性はゼロではなかったはずだが、馬場が重傾向になった時点で両者の有利不利は決まってしまったように思う。馬場・レースがともにライトである方がジャスタウェイはイヤだったに違いない。
ライトの馬にとって距離延長は鬼門になりやすいが、今の府中や阪神ならけっこう行けちゃうことが多い。振り返ってみれば、マルセリーナのマーメイドも最大の決め手はその辺にあったように思う。12.1-11.5だから案外楽だったのかもしれない。
いかにも本格キャラの馬が人気なら積極的にライトキャラを狙ってみるのが今は面白いかも。ましてハンデ戦ならなおさら。フーラブライトは明らかに本格しかも56�繊�ただし良馬場限定。
OpenHammerhead芝データ更新済です。
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