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2014/07/16 22:18

加速平均値に見る小回り

昨日につづいてコースごとの加速の平均値を見てみる。
この数字の前提になる<前AV>は走破時計から勝ち馬の上り3Fの時計を引いたものが基本にある。だから1200mなら<前>とは3Fであり、マイルなら5Fが<前>、2000mでは<前>は7Fということ。それをハロン平均にした数字が<前AV>。

ナンデんなことをすんだよ、と質問を結構いただく。レースラップというのはレースがどう流れたかを表すけれど、勝ち馬がどう走ったかはこの方がイメージしやすいでしょ、と言うとたいていの競馬ファンは納得してくれるのである。

たーだーしぃ、2000mで12.0-11.4の12.0とは7Fですよとなると、ん〜?と言われちゃうのも現実なのだ。ちょっとオオザッパ過ぎんだろ!というわけだ。

たしかに2000mの7Fにはいろいろなあーじゃね・こーじゃねがあるのは間違いない。代表は中盤だろう。中盤があるからそのあとにドカンと加速するレース展開になるわけだ。

その辺のレースイメージとの整合の問題はたしかにあるにしても、終盤にズ〜ンと加速するコースというのはつまり勝負所は終いだということに変わりはないと思うのだ。

逆に2000mなのに加速の比較的小さいコースというのは序盤・中盤でのポジションが決定的に重要で、大外イッキなんて言うのは望めない、つまりは小回りコースのことだ。代表は函館2000と福島2000。それに中山のマイルも他の中央3場とはちょっと異質と思った方が良いのかもしれない。

府中の1800mはこうしてみるとずいぶんのんびりした序盤のレースだということが分る。
オープンハンマーヘッドで見ても失速傾向のマイナス値で勝ったのはサンキューアスクたった一頭だけなのだ(重)。で、このサンキューは函館のかもめじま特別を勝って紫苑Sをボロ負けするのである。こういう極端な向き不向きを考えるときにこの加速値というのは結構使えるような気がするのだ。つまり穴馬探しですな。


どーかひとつ上手に活用して穴馬を探してみていただきたい。で、僕にだけこっそり教えてもらえたらとってもウレシイです。

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