芝1200ｍ２歳戦

２歳戦の平均加速をコースごとにグラフ化してみた（良馬場）。上のグラフは芝1200ｍ、下のグラフは青が芝マイル、赤が芝1800ｍ。
ちょっと見にくいかもだけれど、上に伸びているのが加速、下に伸びているのが失速の傾向を表している。新潟1200の平均値は0.00なので棒が無いのだ。

今週から小倉・新潟が始まるわけだが、小倉のスプリントはこれまでとはかなり様子が違うであろうことは、グラフからも瞭然。

また今日も函館のスプリント戦を好走してきたアポロノシンザンという馬が新潟マイルに挑戦して、どういうわけか２番人気に押されていた。
新潟マイルの２歳戦の加速平均は1.18。これは府中の1.08を上回る最大値。函館スプリントとはぜ〜んぜんっ違う加速スタイルが要求されるのである。アポロは案の定１秒以上離された５着に敗れている。
勝ったのは福島1800で最速上がりを繰り出して７着に敗れたディアコンチェルト。
良い脚使うも届かずみたいな感じだったのだが、新潟に回って距離短縮、直線はズンと伸びて、しかも序盤のスピードも変わらない、ということでミスター新潟・善臣ちゃんも福島は大出来とのお墨付き。圧倒的１番人気を競り落とした。

２歳戦で考えても、好走レンジを探るのにこのグラフはやはり有効。近日中にオープンハンマーヘッドのＨＯＭＥ欄にでもまとめてアップします。