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2014/08/17 12:39
関屋記念
何がどれくらいの逃げを打つか?そこが問題。
馬場が渋化すればものをいうのはエンジンのデカさだろう。中距離のミドルペースからズンと加速できるくらいのエンジンが好適。
後の天皇賞馬2頭を向うに回して毎日王冠で逃げて見せたクラレントが行くのでは?
ただクラレント自身はエキストラエンドともどもどうもライト志向が強くなっているように思える。本来はもうちょっと根性を見せていたようにも思うのだが・・・。だから良なら主役もここは遠慮。
となればマジェスティハーツかダノンシャークが排気量のデカイくち。人気の2頭、このオッズに異存無し。
特に富士S以来のダノンSのポジションはGOOD!
春先はずいぶん苦労した内田も、ダービーのベテラン勢の騎乗に触れ、自身ヴィルシーナで果敢に行って結果を出せたことで吹っ切れた感が強い。<これでダメなら俺のせいだ>という腹を括った風の騎乗が出てきている。トップハンデはメンバー最強の証しだから、ためらいなくポシションを取りに行くと思う。ダノンにそこに収まられては他はちょっとキビシイ。マジェスティHにはできない芸当だから手が届きそうでけっこう壁は高い。
ポジションと終いの確かさで捨て難いのがミトラ。これで1800に勝ち星があれば鉄板級だと思うのだが、終いの失速契機が大きくなると良くない。だから道中が想像以上に流れてしまうと厳しい。
ミトラの魅力は差し足が武器なのに前々でレースを運べること。ここが府中育ち。だからこそハイラップの阪神1400では失速してしまうが、スローの新潟マイルは絶好の狙い目ではある。鞍上がしっかりペースを読んでリードすれば馬券になる確率はけっこう高いと見ている。
不気味なのが北村。サトノギャラントではなくて、北村。
この開催で北村は新潟の加速スポットを探るような騎乗が目立つ。
ダリア賞では好発の2歳馬をわざと後方に下げて勝たせている。1400mのレースで、んなことをして意味があるのか?ためるレースをさせたければ距離を伸ばせば良い。関西馬がわざわざ新潟まで出てくるからには狙いがあったと思う。まして清水久師の馬なのだ。清水師と言えばトウケイヘイローの育ての親。トウケイヘイローは2歳のころから失速ラップを踏み続けて強くなった馬だ。ああしたレース運びを望むとはちょっと思えない。
とはいえ、1枠1番のサトノが重馬場で弾けるとも思えないのだが、ダノンを中心に据えるなら馬券としてはこのあたりを狙わなければ面白みに欠ける。
ダノン-ミトラ馬連1点かな。