新潟２歳S　結

1800ｍ不振の本レースというのは重々承知。
実は昨年僕が狙ったのは福島1800勝ちのウインフェニックス。上がり33.3は堂々たるもの、たぶんイスラＢよりも上がりは速かったはず。

ウインＦの未勝利は12.6-12.0。これくらいの序盤を経験しているのが２歳戦のマイル〜1800あたりでは出世するケースが多い。オルフェ・ジャスタ・ジェンティル・ワン＆Ｏ、ｅｔｃ。

しかもウインＦは小回り福島で0.6も加速しての勝ち上がり。ハープのちょっと前でためた結果は思いのほか切れた、でも４着、ピークトラムにはクビだけ及ばなかった。

序盤のスピードはウインＦとほぼ同じながら終いをもっと伸ばして、12.6-11.8と、おっ？と思わせてくれるのが今年のイチオシ、ゴッドバローズ。
これは出世する、と思う、たぶん。気性に難がいくらかあるようだが、ンなことはこの血統では当たり前。そーでなくちゃ淋しいくらいだ。
数字だけ見てもウインが届かなかった分は十分埋めてオツリが来る。

たぶん今年はコメートがレースを引っ張るだろう。福島1800で前を12.1で終いも失速しなかった先行力は侮りがたく、スタミナの裏付けがあったほうが良いんじゃなかろうか？というのもあってステイＧの子に期待する。

新馬勝ちの01：51.3というのは、実はマイネルホウオウの新馬とまったく同タイムなのだ。上がりはホウオウ35.8にバローズ35.5。ホウオウの新潟マイルといえば・・・。

ゴッドバローズが切れまくっても不思議ではないという推論の根拠はかなりありますね。

もう一頭中京1400からブリクスト。最内を引いてしまったが、新馬でもけっこう行きたがっていたようにも見えたから、出たなりで前が壁のほうが折り合いの点では良かろうと思うことにした。

新馬の01：23.3、上がり34.4はすこぶる優秀。ハープスターが01：24.5で34.5だし、これも相当出世しそうな走りだと思う。

ただ新潟マイルを狙うには、ちょっとレースが流れすぎたキライがないでもない、というくらいの不安点。スピードの経験が足りないのよりずっと好いと判断する。

この２頭の馬連・ワイドが勝負馬券、上位人気をオミットしているここが今日のヤマ！

この２頭からテイケイラビット・コスモピーコック・コメートへワイドで流す。

ワキノのダリア賞は11.9-11.6、モンストールの11.9-11.7に比較してどうか？北村は明らかに距離延長を前提の走りをさせたし、馬場を考えれば評価できなくもないが、新馬・未勝利の時計であれば文句なしなんだけどな、ということで買わない。